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記事全文を読む→中日「地方遠征連敗」は「昨年7月のミラクル」再現の予兆か…ヤクルト⇒DeNA6連戦で不発なら「29勝114敗で終わる」激ヤバ
ついに勝率2割を切った。去る4月22日の巨人戦に敗れ、中日ドラゴンズは6連敗。ここまでトータル4勝17敗、勝率は1割9分となってしまった。
「中日の失策数はリーグワーストの15。22日も凡フライを捕り損ねるなど、失点につながるミスが見られました。21日も失策絡みで失点があり、逆転負けを喫しています」(スポーツ紙記者)
敗因を挙げたら切りがないが、この巨人2連戦は長野県、群馬県への地方遠征だった。屋外、不慣れな土のグラウンド、照明などが中日ナインの足を引っ張ったようだが、こんな見方もできる。本拠地バンテリンドームに新設されたホームランウイングの本領がいよいよ発揮される、と。
昨年7月9日の巨人戦だった。前日の同カードで逆転負けを喫し、ルーキー・金丸夢斗にプロ初勝利をプレゼントできなかった。しかしこの試合は、細川成也の逆転3ランで快勝。そこから7連勝を飾り、中盤戦の台風の目となった。7月8日は山形、9日は福島遠征だった。
翻って4月21日の敗戦投手は金丸、そして地方球場と、「昨年7月の奇跡」と条件は同じだ。4月23日は移動日だが、24日から本拠地バンテリンドームでヤクルト、DeNAとの6連戦が予定されている。
細川のバットから快音が聞かれれば、「奇跡の再現」となるかもしれない。ましてバンテリンドームはホームランウイングの新設で、一発が出やすくなっている。
極端な右打者偏重スタメンオーダーが裏目に出た
奇跡を起こす一歩手前…かもしれない中日打線だが、4月21日は11安打2四球で1得点、22日も7安打2四球でやはり1点しか取れていない。
「22日の巨人先発投手は竹丸和幸でした。竹丸は右打者の被打率が3割以上で、中日もスタメンに7人の右打者を揃えて臨みました。ところが得点好機で右の代打がいなくなり…」(前出・スポーツ紙記者)
4回表、二死一・二塁の好機では、投手の櫻井頼之介に打席が回ってきた。井上一樹監督が告げた代打は、辻本倫太郎。竹下が苦手な右打者ではあるが、辻本のここまでの成績は10打数1安打。他に残っている右打者は加藤匠馬と木下拓哉だけだった。
結果論だが、極端な右打者偏重のスタメンオーダーが、裏目に出てしまったわけだ。
開幕から21試合での17敗到達は、球団史上最速。仮にこのペースでいくならば、ペナントレースは29勝114敗で終わる。ヤクルト、DeNAとの6連戦でホームランウイング設置の効果が見られなければ、ヤバイことになるかもしれない。
(飯山満/スポーツライター)
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