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記事全文を読む→驚異の世界新記録「ロンドンマラソンでついに2時間切り」ケニアの爆速男の秘策は「シロアリ食」だった!
4月26日に開催されたロンドンマラソンで、人類の歴史が塗り替えられた。ケニアのセバスチャン・サウェが、公認レースとして世界初となる1時間59分30秒を叩き出し、前人未到の「サブ2(2時間切り)」を達成したのだ。
この世界新記録はいったい、どれほど異常なのか。単純計算すると、42.195キロを100メートルあたり約17秒のペースで一度も休まずに走り抜けたことになり、
「これは中学1年生の全力疾走に近いスピードを、2時間も維持し続けるという、まさにバケモノ級の身体能力だといっても過言ではないでしょう」(マラソン関係者)
世間ではこの快挙の要因を「厚底シューズの進化」とする声が圧倒的。実際にサウェが履いた最新のシューズが高い反発力で脚への負担を軽減し、高速化を支えたことは事実だ。
しかし、陸上関係者の間で秘かに囁かれている、もうひとつの勝因がある。それが、ケニア勢の驚異的なスタミナの源泉とされる「シロアリ食」だというのだ。
1日に必要な主要栄養素をほぼカバーする「スーパーフード」
日本でシロアリといえば、家屋を食い荒らす害虫として目の敵にされているが、ケニアでは「クンビクンビ」と呼ばれ、古くから貴重な栄養源として重宝されてきた。昆虫食に詳しいフードジャーナリストが解説する。
「シロアリにはタンパク質や亜鉛、鉄分、ビタミンA、ビタミンB2が多く含まれています。5歳児なら乾燥したシロアリを大さじ1杯半食べるだけで、1日に必要な主要栄養素をほぼカバーできると言われています。つまり栄養素の宝庫であり、スタミナを必要とするアスリートにとっては、まさにスーパーフードです」
サウェの出身地である西ケニアの農村部では、雨期に収穫が途切れる際の動物性タンパク源として、日常的にシロアリが食卓に並んでいるという。彼らが子供の頃からこの超高密度エネルギーを摂取し、強靭な心肺機能と筋肉を作り上げてきたことが、30キロ過ぎからの「爆速」を生んだ可能性は極めて高いと考えられる。
となれば、人類初の「1時間台」という扉を開けたのはシューズの科学力だけでなく、アフリカの大地が育んだ昆虫パワーだったことになる。
次なる「1時間58分台」の攻防をめぐり、世界中のトップランナーがシロアリ食に着目する…なんてことがあるのかないのか。
(灯倫太郎)
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