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記事全文を読む→【エプソムCの大ヒント】大惨敗にまみれたGI馬ステレンボッシュ「V字復活はココで」秘かに勝負がかかる「動き」
5月9日(土)に行われるGⅢ・エプソムカップ(東京・芝1800メートル)に、あのステレンボッシュ(牝5)が「大復活」を期して出走してきた。
言うまでもなく、ステレンボッシュは2024年の桜花賞(阪神・芝1600メートル)を制した「GI馬」である。その後もオークス(東京・芝2400メートル)で2着⇒秋華賞(京都・芝2000メートル)で3着⇒香港ヴァーズ(シャティン・芝2400メートル)で3着と、国内外の名立たるGIレースで好成績を収めてきた。
ところがそれ以降は一転して、GIレースをはじめとする重賞戦線で、およそGI馬とは思えない「大惨敗」を繰り返すことに。恥も外聞もかなぐり捨てて臨んだ前走のGⅢ・中山牝馬S(中山・芝1800メートル)でも、3勝クラスを勝ち上がったばかりの格下馬に0.6秒もの差をつけられて敗退している。
あのステレンボッシュはもう、終わってしまったのか。否、筆者はむしろ「人気が下がり続けている今回こそ狙い時ではないか」と考えている。
実はV字復活への予兆はある。今回の1週前追い切りでは美浦のDWで5F「65.6-50.5-36.7-11.3(馬なり)」と、捲土重来を予感させる動き。最終追い切りでも5F「66.1-50.7-36.3-11.0(馬なり)」でフィニッシュしてみせたのだ。
「いよいよ戻ってきたな、という姿をお見せできればと」
同馬を管理する宮田敬介調教師(美浦)をはじめとする陣営は、今回のエプソムCに臨む意気込みを概略、次のように語っている。
「前走(中山牝馬S)は、最後まで諦めないで走ってくれました。トップライン(首から尻にかけてのライン)など、以前と比べればかなり良くなってきています。前走は間違いなく着順以上に手応えを掴めたなと感じていますし、今回はステレンボッシユの『いよいよ戻ってきたな』という姿をお見せできればと思っています」
ちなみに、ステレンボッシュは前々走のGI・エリザベス女王杯(京都・芝2200メートル)7着の後、引退した名伯楽・国枝栄調教師の手から現在の宮田師へと、管理の手が委ねられている。つまり、今回は秘かに勝負がかかる「転厩2戦目」なのだ。
各社が公表している予想オッズを見ると、ステレンボッシュの単勝はおそらく10 倍以上。ここで走られてしまったら次走以降、人気になってしまうのは明らか。筆者としては「馬券的にも絶好のチャンス到来」と考えているのだが。
(日高次郎/競馬アナリスト)
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