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記事全文を読む→交流戦はリーグ間トレードの見本市だった!/俺たちのプロ野球セ・パ交流戦
シーズン後半戦に向けて戦力を整える各球団の編成担当者たちにとって、交流戦はこれまで「トレード見本市」と化してきた。シーズン中とはいえ、リーグ間のトレードは交流戦が終われば、放出した選手と対戦することもない。セ・リーグ球団編成担当経験者A氏が次のように語る。
「そもそもこの時期のトレードには、①ドラフト上位入団選手への温情、②開幕後のケガ人続出による特定ポジションの穴埋め、③編成担当者のアピールという3種類があります」
①については、ソフトバンク-DeNA間の井上朋也(23)放出が典型例だという。
「自軍で持ち腐れているならば、7月に構想外選手をまとめ始める前に出してあげる温情です。すでに何年もプロ生活は送っており、2軍にも編成担当者は視察しているため、実績がわかっていれば今回のように交流戦を待たずに商談が成立することもある」(A氏)
今季開幕早々、中日が中継ぎ陣不足に陥り、日本ハムから杉浦稔大(34)を金銭で獲得したのが②だ。
「例えば19年には、セ・パ交流戦後に巨人・吉川光夫、宇佐見真吾(32)と日本ハム・藤岡貴裕、鍵谷陽平、さらにオリックス・松葉貴大(35)、武田健吾と中日・松井雅人、松井佑介の交換が行われた。それぞれのポジションが不足している中で、別リーグに移籍しても耐えられる選手かを交流戦で見定めてから商談が成立する。兼ねてより交友関係のある球団同士だと、試合前の練習中にどちらかの球団ブースで商談が始まることもあります。監督同士が見えないところでボソボソ話し合いをして、感触がよければ編成同士が商談を詰めるパターンが多い。23年の中日・郡司裕也(28)、山本拓実(26)と日本ハム・宇佐見真吾、齋藤綱記(29)の交換トレードはバンテリンドームで大詰め交渉していました」(A氏)
編成担当者は自軍の戦力状況を把握した上で、現場からの要請に応じていつでも他球団の補強候補者を即座に提示しなければいけない。しかし、時には“仕事をやっています”アピールになることも‥‥。
「球団名は伏せますが、19年に成立した案件で、両チーム関係者が『誰でも交換したらいいのかって話じゃないよ。現場からすればいい迷惑以外の何ものでもない』と憤っていた」(A氏)
今季も交流戦の舞台裏で動きはあるのだろうか。
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