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記事全文を読む→巨人・マルティネスの「初体験」を演出した広島戦「9回裏のリプレー検証」逆転ハプニング
巨人・マルティネスが「わずか1球」でゲームを締め括り、21セーブ目を挙げた。「1球セーブ」は自身初だという。
その6月23日の広島×巨人戦だが、巨人・橋上秀樹監督代行は4点リードの9回裏途中で、守護神のマルティネスを投入している。モヤモヤした球場の雰囲気を一掃できるのは、マルティネスしかいなかったのだ。
この回、一死一塁の場面で小園海斗がレフトへの浅いフライを放った。巨人のレフト・佐々木俊輔がスライディングキャッチを試み、三塁塁審が「アウト」を宣告。
そのアウトのジェスチャーを見て、一塁走者は慌てて帰塁する。だが、この帰塁と同時進行だったのが、佐々木の二塁送球だ。二塁手・浦田俊輔はボールを受け取ると、二塁ベースを踏んだ。広島・新井貴浩はベンチを出て、リプレー検証を求めた。
これによってアウトの判定は覆り、一死一・二塁でゲーム再開となるところで、橋上監督代行が投手を田中瑛斗からマルティネスへとチェンジした。
「得点圏に走者が進み、広島打線が一矢を報いてくれるかと思ったんですが…」(広島メディア関係者)
結果は代打・佐々木泰の初球併殺打で、ゲームセットとなった。
球場のファンにもワンバウンド捕球に見えていた
両チームの関係者、地元メディアなどの話を総合すると、守備に就いていた巨人と攻撃中の広島の双方とも、小園の飛球はワンバウンド捕球として捉えていたようなのだ。
「小園の飛球はノーバウンドで捕球できるかどうか、微妙なものでした。一塁走者の坂倉将吾はワンバウンド捕球になったのを確かめた分、スタートを切るのが遅れ、佐々木は最初から『二塁フォースアウト』を狙って送球したようです」(球界関係者)
新井監督もワンバウンド捕球だと思った打球がアウトと宣告されれば、リプレー検証を要求するしかない。
「球場のファンにもワンバウンド捕球に見えていたらしく、ざわついていました。浦田は佐々木からの送球を捕った後、二塁ベースを踏んでいるので『一走の坂倉はアウト、二死一塁でゲーム再開』かと思ったのですが」(スポーツ紙記者)
この日のマツダスタジアムの観客数は2万3986人と発表され、空席が目立っていた。この「9回裏のハプニング」が最も盛り上がった場面だとすれば、寂しい限りだが…。
(飯山満/スポーツライター)
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