20世紀最大級のミステリーと言われてきた、イギリス・スコットランドのネス湖に生息するという未確認動物(UMA)の「ネッシー」に、再び熱い視線が注がれている。いったいなぜか。一時期は目撃情報が激減し、専門家からは死亡説や、人間の活動を警戒して...
記事全文を読む→「猪木VSアリ戦」50年の真実〈第2回〉(2)妙案「アリを羽田に呼べ!」
しかしそのころ、NET常務・三浦甲子二はすでに永里・春日野ラインとは別のレールを走っていた。三浦はNETのニューヨーク支局にロッキー青木とアリ陣営の動向を調べさせ、感触を確かめていた。元朝日新聞の辣腕政治部記者として鳴らした三浦の面目躍如である。三浦は75年3月の段階で、早くも「猪木VSアリ」一択に絞り込み、外堀を埋め始めていたのだ。
「三浦さんは本当に策士でした。表で永里さんに高見山案を追いかけさせておきながら、自分は猪木さんに話を通し、ニューヨークの交渉ルートを固めていた。そして75年6月、とんでもない秘策を講じたのです」
75年6月9日。アリはマレーシアの首都クアラルンプールでのジョー・バグナー戦に向かう途中、東京・高輪プリンスホテルに「立ち寄った」。当時の新聞報道でも、世界戦の前に羽田空港でトランジット(乗り継ぎ)をしたと書かれていて、「偶然来日した」というのが、これまでの定説になっている。
「実はこれ、三浦さんが全部仕組んだことなんです。アリのスイートルームの手配も、記者会見の段取りも、すべて三浦さんが裏で動いていた。そして記者会見の場に、新日本プロレスの渉外担当・杉田豊久さんが猪木さんの『応戦状』を持って乗り込んできたでしょう。あれだって、NETから新日本へのアドバイスによるものなんです。そもそも、トランジットで羽田空港に来ただけなのに、大勢の陣営を引き連れて高輪プリンスホテルに宿泊しているなんて、少し考えれば不自然ですし、トランジットでたまたま立ち寄っただけなのに、高級ホテルのスイートの宿泊代という膨大な経費まで出すのもおかしい。でも、これを指摘する人は当時からほとんどいなかった。いかに三浦さんの手腕が鮮やかかつ迅速だったのかと感心します」
翌6月10日、各スポーツ紙がアリ来日会見を報じたが、1紙だけが際立つ内容を掲載した。
「日刊スポーツだけが、『猪木側は東京開催を希望。大晦日に紅白(歌合戦)の裏番組でNETが放送』と、具体的な日時と放送局名まで書いていたんです。これは三浦さんからリークされたネタだと私は確信しています。大晦日の紅白の裏でプロレスを中継する─それはアリ側へのメッセージでもあったんですよ。NETは『ワールドプロレスリング』の放映を開始した69年の大晦日に、『ドリー・ファンクJr対アントニオ猪木戦』を放映し、録画中継ながら高視聴率を得ていました。71年の大晦日にリマッチ構想もあったのですが、猪木の日本プロレス追放で飛んでしまいましたから、三浦さんの頭には『打倒紅白を猪木VSアリ戦で果たす』という野望があったのかもしれません」
舟橋慶一(ふなばし・けいいち)1938年生まれ。62年にNET(日本教育テレビ/現テレビ朝日)入社。アナウンサーとして「ワールドプロレスリング」実況など多数の番組を担当。
福田竜一(東京新聞)
写真提供/山内猛
アサ芸チョイス
「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...
記事全文を読む→沖縄県の新知事、古謝玄太氏の周辺がキナ臭くなっている。9月13日の沖縄県知事選では開票0%で当選確実が出たが、9月16日にX上で「浮島龍美」を名乗る人物が古謝氏の家族の通学先、関係先を特定、拡散。17日になってもネット上の愉快犯が浮島氏の投...
記事全文を読む→長年、親しまれた「Suicaのペンギン」の後釜は、どのキャラになるのか。JR東日本が進める「Suica」の新キャラクター選びが、思わぬ波紋を広げている。現行のペンギンは2001年のサービス開始から、カードや駅の案内でおなじみの存在。今回の交...
記事全文を読む→
