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記事全文を読む→ドローン爆撃でプーチンを追い詰めたウクライナ国防相が更迭!「軍内対立」のドロドロ内部事情
ウクライナのフェドロフ国防相が突然、事実上の更迭となった。軍事アナリストが言う。
「ウクライナ戦争は今年に入り、ウクライナによるロシアの首都モスクワや石油基地などへのドローン攻撃で、ロシアが苦戦する事態が生じています。プーチン大統領は真っ青ですよ。このAIとドローンを駆使しての攻撃の陣頭指揮を執っていたのが、若干35歳のフェドロフ国防相。ところが電撃解任されたのだからウクライナ国内はもちろん、西側世界に衝撃が走ったわけです」
フェドロフ国防相はウクライナの中堅国立大学出身で、早くからデジタルに精通、かつ政界に興味を抱いていた。ウクライナ戦争突入前の大統領選で、当時はコメディアンだったゼレンスキー大統領陣営のデジタル戦略責任者となった。
「そこでSNSやデジタル広告を駆使し、若い有権者を引き込んでデジタル選挙戦を主導。ゼレンスキー圧勝の推進力となりました」(国際ジャーナリスト)
ゼレンスキー政権では28歳でデジタル大臣に抜擢されて副首相を兼任し、ウクライナ史上最年少の閣僚として知名度を上げた。
2022年にロシアのウクライナ侵攻が始まると、フェドロフ氏はデジタル力を活用しようと米イーロン・マスク氏に直談判、戦時の通信網に衛星インターネット網「スターリンク」活用の許可を得て、ウクライナ戦線に大きな役割を果たした。
さらにクラウドファンディングで世界中から資金を集め、民間スタートアップを巻き込んで最新攻撃型ドローンの開発を急いできた。
その努力の甲斐あって、ウクライナのドローンやロボット兵器は格段の進歩を遂げ、前述のようにドローン攻勢でプーチン政権を崖っぷちに追い詰める。
そんな折の更迭騒動だ。いったい何があったのか。先の軍事アナリストが内情を明かす。
「ウクライナ軍のシルスキー軍総司令官とフェドロフ国防相の対立によるものだといいます。フェドロフ氏は軍に対し、兵士らに世界最高水準の給与、軍の大胆な改革を要求していました。しかしシルスキー軍総司令官は、フェドロフ氏の提案に耳を傾けなかった。そのため、フェドロフ氏はゼレンスキー大統領にシルスキー氏の解任を要求しましたが、逆にフェドロフ氏が更迭されるハメになったのです」
ゼレンスキー大統領がその座を奪われるのを恐れて…
そしてこの軍事アナリストは、こうも疑問を呈するのだった。
「今回のフェドロフ氏の更迭で思い起こされるのは、2024年のザルジニー軍総司令官の更迭です。2022年にロシアの侵攻が始まると、ザルジニー氏は徹底抗戦で勇猛に戦い続け、ウクライナ国民から尊敬と支持を集めてきました。2023年の調査では、ザルジニー支持派は88%に達し、ゼレンスキー大統領の62%を大きく上回った。次期大統領との呼び声が高まったのはそのためです。なのに突然、更迭されたのは不思議です」
当時は、ゼレンスキー大統領がその座をザルジニー氏に奪われるのを恐れて更迭した、と噂されたほどだ。ウクライナは今、戦時下の戒厳令により大統領選は延期されているが、実施の声は高まり、フェドロフ国防相の人気は日増しに高まっていた。
今回のフェドロフ国防相の更迭は、ザルジニー軍総司令官の更迭を彷彿させる。ウクライナでは連日にように更迭反対のデモが続き、全土に拡大の気配である。プーチン大統領は今回の更迭劇に高笑いだ。
(田村建光)
アサ芸チョイス
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