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記事全文を読む→佐藤二朗フジテレビ騒動にも出てきた「撮影現場にインティマシー・コーディネーター」問題と「それでも不倫ドラマ連発」
テレビや舞台における、俳優同士の身体的接触や肌を露出するシーンにおいて、演者の心身の安全を守りながら、演者側と演出側の意向を調整する役割の人物を「インティマシー・コーディネーター」という。
大ヒットドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系)の第4話でトリンドル玲奈が演じていた役どころが、この「インティマシー・コーディネーター」だったので、初めて「そんな仕事があるのか」と私は知ったのだが、ほんと、やっかいな時代になったものである。もはや今の時代に「愛のコリーダ」みたいな作品は二度と生まれないだろう。
佐藤二朗がアドリブで橋本愛の顎に触れたことが発端となったと報じられた「夫婦別姓刑事」(フジテレビ系)撮影時のトラブルでも、インティマシー・コーディネーターが登場した。
フジテレビの声明によれば、過去のハラスメント被害によりトラウマがある橋本が、「キスシーンやベッドシーン等の場面がある場合には事前に相談の上、インティマシー・コーディネーター等の専門家を関与させることが出演の条件である」と制作側に伝えたという。
結局「本作においてはキスシーンやベッドシーン等は想定されていない」という制作側からの回答があったとのことだった。
ただ、この騒動が発端となって、今後はあからさまな身体接触やヌードシーンがなくとも、インティマシー・コーディネーターを現場に配置するようにしよう、って流れになるかもしれない。なるほど、そうやって新しいビジネスや儲け話が生まれるわけだ(嫌味で言ってますよ)。
極論を言えば「じゃあもう、セクシャルな要素のあるドラマなんて全部やめちまえ」ってことになるのだろうが、それじゃあ、2027年1月期の月9で放送予定だった恋愛ドラマの制作にストップをかけたフジテレビ上層部と同じくらい短絡的ってもんだ。
だいたい、そんなに「身体的接触」だの「ヌードシーン」が問題になるご時世だっていうのに、いまだにどこの局でも「不倫」を描いたドラマをなにかしらやっているのはどういうことなのか。
女優が走るシーンにもインティマシー・コーディネーターが!?
有名人が不倫騒動を起こせば復帰もままならないほど叩かれるのに、いざドラマとなると楽しんで見るんだから不思議。そんなことだから「『まあ、いやらしい!』とすぐに怒り出すヒステリックなおばちゃんに限って、年下のイケメンに言い寄られて『ダメよ~、ダメダメ』とよがるのを夢見てるんだろ」なんて言いがかりをつけられるんだよ。
そしてその「不倫」ドラマも、結局は女が喜ぶシチュエーションばかり。だって既婚のおっさんが若い女と不倫に溺れるドラマなんて、すぐに槍玉に上がるに違いないもの。
骨太なストーリーとかそういう意味ではなくて、本能的に男が楽しめるドラマってないのかと思っていたら、ありました。
ひとつは今田美桜主演の「クロスロード ~救命救急の約束~」(テレビ朝日系)。もうひとつは内田有紀主演の「ラストノート」(フジテレビ系)。どちらも「不倫」は関係ないけれど、彼女たちが走るシーンが実に見モノだ。
なにせ2人とも熱演によって素敵なバストが見事に揺れているのだから、男なら本能的に目がいってしまうのは致し方ないこと。
でも、このことは内密にせねばならない。ヘタに公になって「女優が走るシーンの撮影にはインティマシー・コーディネーターへの確認が必要」などということになったら困るから。
(堀江南/テレビソムリエ)
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