9月に入り、スーパーの鮮魚コーナーや赤ちょうちんの店先に「新サンマ」の文字が並び始め、秋の味覚への期待が高まる季節となった。だが近年は地球温暖化や海水温の上昇などにより、記録的な不漁が常態化。かつての庶民の魚はすっかり「高嶺の花」と化しつつ...
記事全文を読む→札幌ドーム「黒字化」を支える「宗教大会からYOASOBI公演まで」稼働率アップはこれからも続くのか
巨大ドームでなぜ、紙ひこうき選手権が――。
そんな驚きの声が広がったのは、「大和ハウス プレミストドーム」(札幌ドーム)の7月のイベント予定表を見た人たちだ。
かつて本拠地にしていた日本ハムが移転し、経営状態が怪しくなったが、「実は儲かりまくっている」のではないかと。確かに予定表を確認すると、展望台ナイトヨガ、ジンギスカンフェスト、JFAサッカーキッズ、リレーマラソン、そして7月24日から26日には「永遠の幸せ」と題するエホバの証人の大会まで並んでいる。「もはや宗教施設」という声まで飛び出した。
だが、すぐに冷静なツッコミが。「ナイトヨガは展望台の小さいスペースだけ」「ジンギスカンフェストはドーム外のゲート前スペースでは?」「客席はぜんぜん使っていない」……。つまり予定表の件数と、実際の集客規模は別モノということだ。
ならばと8月以降の予定を見ると、YOASOBIが11月14・15日に「YOASOBI ASIA 10-CITY DOME & STADIUM TOUR 2026-2027」を開催する。2024年にJ2へ降格したコンサドーレ札幌は、年内に6試合のホームゲームを予定し、8月9日には女子ラグビーのグランドファイナル、10月には社会人野球の北海道地区予選が続く。
地域イベントでは、8月11日に「第1回北海道紙ひこうき選手権」。これが冒頭の声の原因だ。
さらに8月29・30日は「北海道ペット&ファミリーEXPO 2026」、9月4〜6日には「水曜どうでしょう祭UNITE2026」がアリーナで3日間、開催される。プロ野球を経営の軸にしていた時代とは、施設の使われ方が大きく変わっているのだ。
札幌市の補助制度「札幌ドーム活用促進費」は廃止
では、経営は本当に上向いたのか。2026年3月期(2025年度)の確定決算では、売上高22億800万円、営業利益2億1100万円の黒字、当期純利益1億5400万円を計上した。日本ハム移転後初の営業黒字で、稼働率は71.0%まで回復している。
黒字化に導いたのは大型イベントの利用増やコンサート物販売上、2025年4月の利用料金改定、大和ハウス工業とのネーミングライツ収入の通年計上だ。
いまだ「結局、市におんぶにだっこ」という声が根強いが、札幌市の補助制度「札幌ドーム活用促進費」は2026年度に廃止された。アマチュア大会向けの利用料金減免補填補助は別制度として継続されており、公的支援が完全になくなったわけではないが、補助制度をひとつ手放した点は、自立に向けた前進といえよう。
日本ハム本拠地時代は年間60試合以上の主催により、定期的な集客を生んでいた。その穴を埋めるべく、現在は大小さまざまなイベントを組み合わせて利用日数を稼いでいる。4月時点で64%と見込まれていた2026年度の稼働率は、6月末時点では70%を超え、運営会社は前年度並みになるとの見通しを示している。
「儲かりまくり」は言い過ぎだが、「オワコン」でもなかった。次に問われるのは、大小の催しを集める現在の運営体制で、営業黒字を継続できるかどうかだ。
(ケン高田)
アサ芸チョイス
地上からは想像もつかない深海で、半世紀前に投棄された「核のゴミ」が静かに朽ち果てている――。米メディア「The Week」電子版が、そんな背筋が寒くなるようなニュースを報じた。フランス沿岸から約1000キロ離れた北東大西洋海域の水深約470...
記事全文を読む→東京都港区で8月に行われた「麻布十番納涼まつり」で、屋台の「冷やし蟹ラーメン」を食べた78人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、3人が入院した問題で、新たな衝撃事実が判明した。東京都と港区は発症者31人と従業員2人の便からサルモネラ属菌が検出され...
記事全文を読む→アメリカ・アイダホ州の一部地域では、畑の土を外へ持ち出さないよう、厳しい移動制限が敷かれている。農機具も土を完全に落とさなければ、「発生地域」の外へは出せない。そこまでして封じ込めている相手が、肉眼ではまず見えない「線虫」だ。名前は「ジャガ...
記事全文を読む→
