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記事全文を読む→AIに書かせた文章に「透かし」が入って就職活動「内定取り消し」が激増「エントリーシート丸投げ」は絶対にやめておけ!
生成AIに書かせた文章を自分で作ったように提出する時代が終わろうとしている。
米アンソロピックは日本時間8月11日、AI「Claude」が生成した文章に、人間の目には見えない「透かし」を埋め込む方針を発表した。
対象となるのは、8月2日以降にEUで投入された新モデル。Claude本体だけでなく、API、Claude Code、AWSやGoogle Cloudなどを経由した文章にも適用され、対応モデルでは世界中の文章出力に透かしが入る。全世界で導入され、既存モデルへ順次、拡大する予定だという。
ITジャーナリストが解説する。
「この動きの背景には、AI生成物を識別可能にすることを求める、EUのAI規制があります。AIによる文章の透かしは、次に選ぶ単語の確率を自動的に調整し、人間には自然に見える『統計的な癖』を残すというもの。長文ほど判定材料が増えるため、小説や論文などは検出と相性がいい。アンソロピックは第三者向けの判定手段も提供するとしています」
音楽分野ではGoogleの音楽生成AI「Lyria」が、人間には聞こえない「音楽透かし」を楽曲に埋め込んでいる。同様のサービスである「Suno」も8月、AI楽曲かどうかを配信先で識別できる技術の導入を表明した。
選考ルール違反や虚偽申告と判断
ITジャーナリストが続ける。
「今後は文章、画像、音楽だけでなく、あらゆるAI生成物に『製造番号』が付く流れになるのは間違いありません。とりわけ影響が大きいのが、就職活動のエントリーシートや課題レポートでしょう」
マイナビの調査では、2027年卒の就活生の84.9%が就職活動でAIを利用し、そのうち71.8%がエントリーシートの推敲に使っているというが、
「募集要項でAIの使用を禁止していたり、『本人が作成した文章』と明記しているのに、AIへ丸投げした文章を提出すれば、選考ルール違反や虚偽申告と判断される可能性があります。企業が保存済みのエントリーシートを後から一括検査し、不正が判明することで、内定取り消しに発展するケースが続出しかねないません」(前出・ITジャーナリスト)
就活の時短が悲劇の引き金になりかねないのだ。
(川瀬大輔)
1977年生まれ。国内外のビジネス、スポーツ、政治、社会問題を取材するフリー記者。
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