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記事全文を読む→ロッキーズ・菅野智之の「FA宙ぶらりん」を手ぐすね引いて待つ巨人「10億円オファー」再び
巨人は阪神との伝統の一戦、甲子園での首位攻防戦(8月28日〜30日)で3タテを食らい、ペナント奪回が遠のいた。今季ここまでも阪神には完全な力負け続きで、来季以降もこの実力差を埋めるのは一筋縄ではいかないだろう。そんな巨人の来季に、「あの男」の顔がチラついてきた。
MLBロッキーズでプレーする菅野智之は8月29日のプレーブス戦に先発登板したものの、打ち込まれた。4回91球を投げて10安打4三振2四死球、6失点と散々な内容でKOされ、8敗目を喫している。すでに12勝しているが、これで3連敗、防御率は5.23まで悪化した。
メジャーリーグを取材するスポーツライターは、
「ドジャースの山本由伸と同じ12勝ながら、内容が違いすぎます。昨年も各球団が勝負をかけてくるシーズン後半から打ち込まれるケースが目立ち、10勝したのに、なかなか今季プレーするチームが決まらなかった。トレードで手を挙げるところはなく、ロッキーズとの再契約は難しいかもしれません。1年契約でシーズン終了を待ち、FAになる可能性が高いですね」
マイナー契約を結んで招待選手からメジャー昇格に失敗した藤浪と青柳
とはいえ、FAになっても36歳の年齢を考慮すれば、契約に乗り出すチームがあるかどうか。菅野自身はメジャーリーグへのこだわりが強いが、契約してくれるチームがなければプレーすることはできない。
どこかのチームとマイナー契約を結び、春季キャンプに招待選手として参加してメジャー昇格を目指すことはできるが、それは狭き門。現在はDeNAでプレーする藤浪晋太郎、そしてヤクルトの青柳晃洋もこのステップを踏もうとしたが、結局はマイナー暮らしが続き、夢破れて日本球界に出戻っている。
菅野には気の毒だが、古巣・巨人にとって、そんな状況になるのは歓迎するころ。スポーツ紙遊軍記者が言う。
「実力もさることながら、精神的支柱になる投手が欲しいですからね。個人主義に走る傾向はありますが、それでも生え抜きの大スターで、将来の監督候補になりうる選手。菅野が戻ってくるなら、諸手を挙げて大歓迎ですね。本人も日本球界に戻るならば、間違いなく巨人一択です」
昨オフには巨人から総額10億円規模のオファーでチーム復帰を打診されたとされるが、実現しなかった。今年は「チャンス」がありそうだが……。
(阿部勝彦)
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