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記事全文を読む→1カ月で激変!ロッキーズ・菅野智之が「8月大失速」したのはなぜか「左打者に20被弾」見破られた対策
ひと月でこんなに変わるものなのか。6登板2勝4敗、防御率6.98、被本塁打数7。コロラド・ロッキーズ菅野智之の8月の月間成績である。
メジャーリーグのトレード期限である8月3日(アメリカ東部時間)の直前まで、菅野の去就は取り沙汰されていた。地区優勝を争う上位チームが下位チームの主力選手をトレード補強するという「恒例行事」があるが、ナ・リーグ西地区の最下位に沈むロッキーズで孤軍奮闘していた菅野は、先発投手の補強を狙うチームから熱視線を送られていた。
「複数球団が興味を持っていたのは間違いありません」(現地記者)
なのにトレードがまとまらなかった理由は、この8月の成績に表れている。月別の防御率を振り返ってみると、3月1.93。4月3.00、5月5.40、6月6.58、7月3.86。ペナントレース序盤を除けば、去就が注目された7月が最もかったわけだ。昨年は2桁勝利に到達した後、7試合に先発したが、1勝もできなかった。
これには「スタミナ切れ」が考えられよう。チーム強化を狙う上位チームの編成スタッフが菅野獲得を見送ったのは、そのためだ。とはいえ、7月に3点台の防御率を誇った投手が、ここまで変わるとは……。
「走者を溜めた場面で打ち込まれるシーンが目立ちます。8月に入ってから変化球のキレと制球力がイマイチで、フォーシームが狙い打ちされているようです」(前出・現地記者)
新しい左打者対策を講じる必要がある
菅野の直球の平均球速は、メジャーリーグの平均以下。変化球が決まらないとなれば、投球はおのずと苦しくなる。被本塁打の多さは相変わらずで、ここまで27本を被弾しているが、その内訳は左打者に20本も打たれていた。左打者に弱い傾向について、こんな分析がある。
「曲がり幅の大きいスライダーを使って、外角ボールゾーンからストライクゾーンのギリギリのところに入ってくる投球が功を奏していました。それが見破られるようになってしまった。新しい左打者対策を講じるべきです」(現地特派記者)
8月の激変で「暑さに弱い」とも言われるようになった。屋外球場の暑さはアメリカも同じだ。東京ドームが懐かしいと思っているのではないだろうか。
(飯山満/スポーツライター)
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