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記事全文を読む→フランクフルト・堂安律「サウジ移籍ドタキャン」で31.5億円が吹っ飛んだ!「騒動封印」か「再び放出候補」か……攻防スタート
サッカー日本代表MF・堂安律の巨額移籍が、土壇場で消えるという結末を迎えた。
ドイツメディアは堂安のフランクフルトからサウジアラビアの強豪アル・イテハドへの移籍が完全に破談になったと、8月31日に一斉に報道。提示されていた移籍金は1700万ユーロ(約31億5000万円)で、堂安の年俸は900万ユーロ(約16億7000万円)。両クラブはすでに合意し、残るは本人が最終的に承諾するという段階だった。
しかも堂安はこの時、サウジアラビア入りしていた。にもかかわらず「個人的な理由」で心変わりし、フランクフルトへ戻る飛行機に乗り込んだというのだ。
異例の「現地ドタキャン」についてサッカージャーナリストは、
「そもそも移籍に乗り気ではなかったのだろう」
と指摘するのだが、現地メディア関係者は次のように言うのだ。
「今季から指揮を執るヒュッター監督は堂安の残留を強く望んでいたのに、クラブ上層部は高額オファーを前に売却へと傾き、開幕戦でもベンチ外にした。本人の意思確認より先に移籍話が進められたと感じ、不快感を抱いた可能性は大いにあるでしょう。ただ、それでも現地の環境を見るまでは決断せず、サウジに到着してから拒否権を行使したと考えられます」
救いはヒュッター監督が一貫して堂安を必要としていること
約31億円を受け取るはずだったフランクフルトは当然ながら、穏やかではいられない。前出のサッカージャーナリストは、
「フランクフルトは今夏、選手売却による収入を必要としていました。上層部は31億円が入ることを前提に補強や収支の計画を組んでいたはずで、その資金が一夜にして消えた。両クラブが細部まで詰めた後の破談だけに、堂安への風当たりが強くなるのは避けられません。上層部と冷戦状態に入る可能性すら……」
救いはヒュッター監督が一貫して、堂安を必要としていることだ。
「結果を残せば、今回の騒動は封印されるでしょう。しかし成績不振でヒュッター監督が解任されれば、堂安は最大の理解者を失う。31億円の取引を潰した選手という見方だけが残れば居場所を失い、冬の移籍市場で再び放出候補になることが考えられます」(前出・現地メディア関係者)
最大の試練を乗り越えることができるか。
(川瀬大輔)
1977年生まれ。国内外のビジネス、スポーツ、政治、社会問題を取材するフリー記者。
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