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記事全文を読む→マーリンズ・佐々木麟太郎「ビザ遅延」でチーム合流&ルーキーリーグ「デビュー失敗」でも「早期昇格チャンス」が来る特殊事情
今年7月のMLBドラフトでマーリンズに指名されたことで、8月中にビザを取得し、ルーキーリーグでマイナーデビュー。これが当初、佐々木麟太郎が描いていた予定だった。ところがビザの取得が遅れ、チーム合流は来年2月のキャンプに合わせたものになるという。
「マーリンズに指名された他の選手はすでに合流しており、ルーキーリーグの試合に出ている選手もいます」(MLBジャーナリスト)
少々、焦る気持ちになりそうだが、実は佐々木が早期昇格するという予想がある。その理由は、チームに正一塁手が不在なこと。今季は外野手などが守ってきた。
「佐々木の体型からして『一塁しか守れない』という指摘がありましたが、グラブのハンドリングは巧いですよ。ドラフト前はサードの練習もやっていました」(アメリカ人記者)
マーリンズは傘下のマイナーから上がってきた選手が多く、若いチームとされる。前出のMLBジャーナリストが言う。
「その若さが爆発すれば計算外の強さを見せるのですが、近年は野手陣にチャンスが広がっています。いわゆる全国区で知られた選手はいませんが、マイナーで頑張っている選手がいると他球団よりも早く昇格し、チャンスをもらえるチームです」
佐々木にも早々にチャンスが巡ってくる土壌はできているのだ。
その早期昇格にあたり、佐々木には見倣ってほしい選手がいると、このMLBジャーナリストは続けて解説するのだ。
「9月17日のダイヤモンドバックス戦で最も盛り上がったのは、4-3でリードしている場面。マーリンズのエース、サンディ・アルカンタラのリリーフ登板がアナウンスされた時でした。15日の同カードに先発して5回4失点で後続にマウンドを譲ったのですが、打たれてチームはサヨナラ負けを喫しました」
アルカンタラを見倣ってプラスに転じるよう…
101球の熱投が報われなかったことが、よほど悔しかったのだろう。自ら志願し、9回のマウンドに向かったというのだ。とはいえ、チームは地区優勝争いから早々に脱落しており、ポストシーズンマッチ進出が可能なワイルドカード争いにも加わっていない。アルカンタラが「男気」を見せる場面ではなかったようだが、なにしろ「熱い男」として知られるのだ。
2022年のサイ・ヤング賞受賞後にトミー・ジョン手術を受け、2025年に復帰。チームを離れ、野球ができなかった時間が、熱い心を構築したという。
「だから佐々木もアルカンタラを見倣って、チーム合流の遅れをプラスに転じてもらいたいのです」(前出・MLBジャーナリスト)
熱い男の系譜を受け継ぐのは佐々木……となるか。
(飯山満/スポーツライター)
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