芸能

芸能界「映像の黒歴史」(4)松浦亜弥の“リメイク”を思い出したら許さんぜよ!

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 実に18年ぶり、4代目「麻宮サキ」が誕生したのは06年のこと。かつて斉藤由貴、南野陽子、浅香唯がトップアイドルにはばたいた黄金の役である。その後もリメイクの機運が高まっては頓挫し、原作者の和田慎二が「あややなら」と許可したため、ようやく復活の運びとなったのだ。

 そして「スケバン刑事」といえばワキも魅力で、浅香には大西結花、中村由真が「風間三姉妹」として人気を博す。当然、ハロプロとしても抜かりはなく、敵役としてボンテージに身を包んだ石川梨華を配する。そこまでは良かったが、すでにあやや人気のピークも過ぎたあと。前評判は高かったが、興行成績は芳しくなかった。

「期待していた若者層は少なく、あややの制服姿に期待したオジサンたちがチラホラいた程度。その少ない観客にしても、あまりに安易なCG多用のアクションや、平板なシナリオに失笑が漏れていました。それでもカンヌ映画祭に出品する戦略は、冷や汗ものでした」(映画ライター)

 作品の出来もさることながら、異様なまでに一部マスコミ、特に男性週刊誌に対してスチールすらも貸し出さない傲慢さが反感を買った。

「ベッドシーンの1つもあるわけでなし、何ゆえあそこまでマスコミ規制したのか理解に苦しみましたね」(週刊誌デスク)

 これ以降、あややに映画オファーはなく、イェ~イ、めっちゃハズレ! となった。

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