スポーツ

原巨人が強奪計画?好調の西武・森友哉をめぐる各球団の思惑

20150604o

 一昨年オフに片岡治大(31)をFAで獲られた、西武が巨人を交流戦よりも、別の意味で異常警戒しているという。

「西武は13年オフ、中村剛也(31)と4年総額20億円(推定、以下同)、岸孝之(30)とは3年総額12億円という大型契約をしました。それはFAの際に移籍する意思があるかどうか、原巨人が執拗に調査していて、その危機感からガードに動いたんです。しかし、巨人は主力強奪の動きを活発化させているというんです」(スポーツ紙デスク)

 次なる標的はなんと、今季不動のDHとして、打率3割1分9厘、9本塁打、27打点(5月22日現在、以下同)と打棒を爆発させている森友哉(19)だというのだ。高卒2年目の森がFA権を取得するのは、まだまだ先の話だが、それだけに西武としてみれば不気味に映るのだろう。

「森が捕手として尊敬するのは巨人の阿部慎之助(36)で、背番号が『10』なのも、期待する球団の誠意と言われました。そんな森に原巨人は、接触しているというんです。まだ新人だった昨年のキャンプ中、関係者を通じて一面識もない阿部からバットやキャッチャーミットを贈らせて激励している。“囲い込み”か、と西武が戦々恐々とするのも当然でしょう」(球界関係者)

 そんな森は交流戦のセ本拠地試合出場に向けて、外野の守備練習を開始。浅村栄斗(24)、中村とともに、大阪桐蔭出身の西武主砲としてセの投手陣に襲いかかるだろう。指をくわえてこの状況を見ていると言われるのが阪神である。

「森は13年のドラフト前、地元でもある阪神入りを希望しているとされ、大阪桐蔭でバッテリーを組んだ先輩・藤浪晋太郎(21)についても『阪神でバッテリーを組めたら最高です』と話していた。2人は母親同士がメル友です。現在、森の活躍を見ている阪神の球団内からは『獲れたんやないか』との声が漏れています。でも、一昨年のドラフト前には『藤浪のオマケだろう』との声が聞かれていた」(スポーツライター)

 13年ドラフトで阪神はドラフト1位で投手補強に動き、大瀬良大地(23)=現広島=、柿田裕太(22)=現DeNA=を抽選で外したあげく岩貞祐太(23)を獲得している。

 スポーツ紙デスクが語る。

「当時、西武も当然ながら阪神が森を1位指名してくると思っていた。ところが『森は外れ1位候補らしい』という阪神の情報が漏れ伝わり、西武は単独指名に切り替えたんです。現在、阪神の中では『獲っていても首脳陣が育てられないから、あそこまで育っていたかどうか』との声も出ていますが、慢性的な捕手難を抱える阪神にとって、目の前で森に活躍されたら編成のミスを痛感させられ、西武は高笑いするでしょう。とはいえ、高校時代の森は『どこのファン?』と聞かれると『壇蜜のファン』と答えるなど、意中の球団はなかったとの話もある」

 絡み合う森への複雑な思惑。しかし、本人は気にすることなく、いまの打棒を交流戦でも爆発させて欲しい。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
JR東日本に続いて西と四国も!「列車内映像」使用NG拡大で「バスVS鉄道旅」番組はもう作れなくなる
2
大谷翔平が「嘘つき」と断言した元通訳・水原一平の潜伏先は「ギャンブル中毒の矯正施設」か
3
【ボクシング】井上尚弥「3階級4団体統一は可能なのか」に畑山隆則の見解は「ヤバイんじゃないか」
4
リストラされる過去の遺物「芸能レポーター」井上公造が「じゅん散歩」に映り込んだのは本当に偶然なのか
5
舟木一夫「2年待ってくれと息子と約束した」/テリー伊藤対談(3)