社会

米沢牛に寿司…税金で飲み食い年間131回!遠藤五輪担当相の食えない正体

20150705endo

 新国立競技場問題も揺れ続ける中、2020年の東京五輪・パラリンピック担当相に就任した遠藤利明衆院議員。高校時代に柔道部、中央大時代はラグビーで活躍した経歴を持ち、自民党内では「スポーツ行政に関する幅広い知識や経験など、五輪担当相としては最適」との声が強い。

 一方で、当選回数7回を数えるわりに、地味でさほど目立つ存在でなかったのも事実。今回も入閣報道で「こんな人、初めて知った」という有権者も多かった。しかし、ある野党関係者は少し違う指摘をする。

「確かに一般的な知名度は低いかもしれないが、永田町関係者の間ではその集金力で以前から非常に知られた存在でした」

 総務省が毎年公表する政治資金収支報告書によると、遠藤大臣の政治資金収入額は全国会議員の中で常に上位20位前後にランクされている。閣僚未経験にもかかわらず1億円を超える年も多く、この数字はまさに大物重鎮議員クラスだという。

「収入の約8割は、資金管理団体が年に数回主催する資金集めパーティ。地元の建設会社が100万~150万円規模でパーティ券を購入しています。事実上の企業献金と言えなくもないレベル」(前出・野党関係者)

 遠藤氏の支出でとくに目立つのは、組織活動費の渉外費に分類される「会食」だ。2013年分の収支報告書によると、その数はじつに年間131回というもの凄さ。麻布台、芝公園、赤坂といった都内の高級飲食店、仙台のすし店、地元山形の料亭などに3日の1回以上の割合で出没している。米沢牛、とうふ料理、中華、ふぐ料理などがとくにお好みのようだ。

「ただでさえ、新国立競技場の整備費で揉めている最中。陰に隠れていた今までと違い、税金を使って贅沢三昧をやり続けていたら、マスコミも黙っているわけにはいかないでしょう」(週刊誌記者)

 大臣の権力、五輪の威光、根っからの集金力、さまざまなパワーを武器にこれからもお得意の「会食」がヒートアップしそうな勢いなのだ。

(金子良太)

カテゴリー: 社会   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
「京都崩壊」の信じがたい現実…外国人観光客専用都市に激変した「不気味な風景」
2
商品価値が落ちたヤクルト・村上宗隆「メジャー計画変更」で大谷翔平と同じ道を
3
土壌ラドン濃度・衛星観測・上空発光…火山噴火と大地震「前兆キャッチ」の新技術がスゴイ!
4
山尾志桜里の「公認取り消し」騒動を起こした玉木雄一郎は「榛葉幹事長人気に焦った」って!?
5
フジテレビ・山本賢太アナが行方不明に!? 「代役」登場と「謎のテロップ」