芸能

8.11高座復帰へ!桂歌丸の“死にギャグを笑い飛ばすゾンビ伝説”「今日に至るまでの歌丸の生き方」

20150730l

 3年前に「文藝春秋」で歌丸にインタビューした作家の増田晶文氏はこう語る。

「その時、歌丸師匠は腰の具合が悪くて、『高座には何とか上がれますが、申し訳ないけど椅子に座らせてください』とお願いされました。わざわざ言わずに座る人もいるのに、丁寧な方だという印象が残っています。非常に勘がよくてこちらが7ぐらいしゃべると質問の意図をくんで、10の答えを返してくれました」

 こまやかな気配りは、噺家として大成するうちに身につけたものなのか──。

 1936年、横浜の真金町で生まれた歌丸は、色街で女郎屋「富士楼」を経営する祖母に育てられた。小学4年生の時には、ラジオから流れる落語に魅せられ、噺家になることを決意。中学3年生で新作の旗手として人気の古今亭今輔に入門する。だが二ツ目に昇進してから、古典派の歌丸(当時は今児)は師匠に反発して破門状態になってしまう。

「2年半の間、ポーラ化粧品の営業マンなど職を転々としていた。仕事のセンスはなかったようで、洗顔クリームとポマードを間違えて販売し、営業所にクレームがあったそうです」(演芸ジャーナリスト)

 三遊亭扇馬(故・三代目橘ノ圓)の口利きで落語界に復帰。兄弟子の桂米丸の門下に移り、落語家として活躍しながら、「笑点」にも出演するようになった。

 今でこそ高視聴率を連発しているが、立川談志が司会をしていた当初は視聴者の評判はよくなかった。

「談志はブラックユーモアが好きで、男女差別発言などが多かった。歌丸は自分たちの評判も悪くなると危機感を持ち、他の出演者に賛同を求めて降板することになったのです」(前出・演芸ジャーナリスト)

 回答者が全員入れ替わると、視聴率は1桁に急落。局側は慌てて談志を降ろし、元のメンバーを復帰させると、たちまち人気番組に変貌していった。円楽は現在の「笑点」をこう見る。

「共演者の間には、きちんと落語をやっているという信頼感があります。大喜利だけで生きていたり、それをきっかけにただ売れて、金儲けをしている連中(噺家)だったら、自分たちは相手にしないのです。『笑点』を通じて、全国に落語を聴いてもらう機会を増やすことが大事。私たちはタレントではなく、落語家という自負があるのです」

 来年で「笑点」は50周年を迎える。円楽は毒舌まじりにメッセージを送る。

「第1回から出演している最後の生き残りなんだから、お師匠さんがいて番組を迎えるのと、迎えないのでは番組の重みが違うので、死ぬんじゃねえってことです。死んだら面倒くせえから(笑)」

 早くこの2人の掛け合いが見たいものだ。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    過食やストレスによる“ぽっちゃり” 実は「脳疲労」が原因だった!?

    Sponsored
    157187

    提供:一般社団法人ブックスサイエンス「思うように外出できないし、友だちともなかなか会えない」「四六時中、家族と接していて息が詰まる」「在宅勤務だと仕事に集中できない」「残業がなく収入減で将来が不安」──会議に限らず、飲み会やデート、婚活まで…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , , , |

    参加無料の賞金大会実況リポート!いま激アツなオンライン麻雀の“リアル”

    Sponsored
    156506

    ここ数年、急増している麻雀番組。昨今、超人気アイドルグループをはじめ、グラドル界からも麻雀にハマるメンバーが続々登場。彼女たちの間では「グラドル雀士枠」の争奪戦も展開されているとか。もはや可愛いさだけではなくプロとも渡り合えるガチな雀力が求…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , , , |

    アラフォー男性の健康トラブルが増えている!?“人生100年時代”を生き抜く3つのヒントとは?

    Sponsored
    155376

    “貧乏暇なし”とはよくいったもので、来る日も来る日も働きづめでストレスはたまる一方だ。暴飲暴食で食生活は乱れ、疲れがなかなかとれないばかりか、眠りは浅く熟睡もできない。こんな毎日だから朝から体がダルいし、集中力や判断力が鈍って仕事ではミスば…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
バストは大きいのに…土屋太鳳が明かした一般より小さな「体のパーツ」
2
土屋太鳳、久々公開バストショットの「圧倒的ボリューム感」に驚愕の声続々!
3
夏菜、こんもりGバストが“みごとに盛り上がった”「両手を頭乗せ」苦悩姿!
4
麿赤兒 次男・大森南朋が「お父さんの職業を描きなさい」と言われて描いた絵とは?
5
週刊アサヒ芸能「創刊60年の騒然男女」芸能スキャンダルの真相!(5)克美しげるに殺害された愛人の父が義憤告白