芸能

「宮崎あおい似の子」とはもう言わせない!二階堂ふみに「今年度NO1女優」の声

20150804nikaido

 名だたる映画評論家やライターの間で、あまりにも評判がいいのが二階堂ふみ(20)の主演作「この国の空」だ。公開は8月7日だが、すでに試写の段階で「本年度ナンバーワンの女優賞モノ」との呼び声も高い。

 映画ジャーナリストの大高宏雄氏は、制作発表の段階でこんな期待を寄せた。

「数々の傑作を書いた脚本家の荒井晴彦氏が17年ぶりに監督をやり、主演が『私の男』(14年)でも義父との禁断の愛を熱演した二階堂。この組み合わせが期待されないはずはない」

 荒井監督の前作「身も心も」(98年)は、かたせ梨乃や柄本明らの“中年の性”を生々しく描いて話題となった。そして本作は「戦時中の性」が大きなテーマとなっている。二階堂演じる里子は、妻子ある男(長谷川博己)に惹かれ、19歳の身を捧げる。初めて抱かれるシーンは、全身ではないものの、後ろからの一子纏わぬ姿も見せた渾身の演技で、映画のテーマを一点に集約させている。

 撮影を巡っては、監督の「リアリティを出すために付け脇毛をしてほしい」との要望を断る一幕もあったが、それ以外は意図に沿った芝居を見せ、20歳と思えぬ天才ぶりを発揮。

「昨年の『私の男』では日本アカデミー賞の主演女優賞にノミネートされましたが、今年は8月の時点で『最優秀主演女優賞は間違いなし』の評価です」(映画記者)

 かつては「宮崎あおいにちょっと似ている子」という言われ方をされていたが、どうやら“本家”よりも先に栄冠を手にしそうだ。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
4
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身