エンタメ
Posted on 2012年03月11日 10:54

「刑事ドラマ」ウオッチャーが語る 年代別 心に残る「エロかわ女刑事」

2012年03月11日 10:54

 ドラマにおける女性刑事の先駆けといえば、「太陽にほえろ!」のシンコ。関根恵子(現・高橋惠子)=57=が72~74年にかけ演じたもので、男臭い七曲署捜査一係を紅一点で支えた。
 バブル世代から根強い支持を受けているのは「あぶない刑事」(86~89年、日本テレビ系)のカオル(浅野温子)=50=。当時全盛期だったトレンディドラマの人気女優が見せたコミカルな演技が人気を博した。
 一方、最近の刑事ドラマブームの火つけ役となったのは、97年スタートのご存じ「踊る大捜査線」(フジテレビ系)。ストーリーのおもしろさもさることながら、深津絵里(39)演じる恩田すみれの存在もヒットの大きな要因だ。ドラマウオッチャーとして知られるライターの上杉純也氏が語る。「織田裕二(44)演じる青島刑事とくっつくかどうか気を揉ませる深津ですが、その魅力をひと言で表すと、“格好よさ”。特に女性から見た格好よさです。それでいてドラマ版では机の引き出しに『おいしい店特集』みたいな女性誌を入れておくような女のコらしさもかいま見せる。だから男性ファンからも支持される」
 90年代末から2000年代にかけては、女刑事が主役となる作品も多く登場してきた。
 99年放映の「ケイゾク」(TBS系)は中谷美紀(36)主演。主人公の名前が「太陽にほえろ!」のジーパン刑事と同じ「柴田純」だったり、トリックが人気マンガと同じなところがマニアの人気を呼んだ。篠原涼子(38)演じる「アンフェア」(フジ系)の雪平夏見も、ふだんの篠原とは違うニヒルな魅力が評判となった。
「ケイゾクの中谷は、東大卒のエリートでありながら、何日も風呂に入らず髪が臭かったりといった奇妙なキャラクターをみごとに演じきっていました。アンフェアでは、二日酔いで裸で寝ていた夏見が、朝、起きる時にチラッと見える肩のラインがワイルドかつセクシーでよかったですね」(前出・上杉氏)
 雪平夏見に限らず、女刑事が時折見せるセクシーさは男性視聴者にとっては大歓迎。その点で上杉氏が推してくれたのは「絶対零度」(フジ系)の桜木泉(上戸彩)=26=と「ストロベリーナイト」(フジ系)の姫川玲子(竹内結子)=31=。
「上戸は体にフィットしたスポーティな服装なので、犯人を追って走る時に胸の揺れがはっきりわかる。ファンの間では話題になりました。竹内も、スーツのインナーがカットソーで胸が強調されてますね」
 こんな色っぽい刑事になら逮捕されてもいい!?

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク