芸能
Posted on 2015年09月14日 09:59

水谷豊も唖然!?制作陣の“無知”が生んだ「相棒14」のありえない設定とは?

2015年09月14日 09:59

20150914aibou

 いよいよ10月にスタートするドラマ「相棒 season14」(テレビ朝日系)では、新たな相棒役を反町隆史が務めることが話題になっている。その反町が演じる4代目相棒の冠城亘は、法務省から警視庁に出向してきたキャリア官僚だ。

 冠城はその強い正義感から、法務事務次官を後ろ盾に無茶を通す一面を持つ変わり種というキャラクターだ。だが官僚の知人を多く持つ編集者は、この設定が現実離れしていると一笑に付す。

「たしかに事務次官は省庁のトップですが、法務省だけは事情が違うことを制作陣は知らないんでしょうね。法務省で一番偉いのは事務次官ではなく、検事総長です。さらに次長検事と検事長が続き、事務次官はその下という位置づけなんですね」

 とはいえ、かなり高い地位であることには変わりないのだから、法務事務次官が冠城の後ろ盾になっても不思議はないのでは? そんな疑問も同編集者は一蹴する。

「法務事務次官には検察官が就任するのが慣例です。検察官は司法試験に合格して検事になった者のことで、国家公務員試験に合格したキャリア官僚とは別物。それゆえ法務事務次官が、ラインの異なる冠城をバックアップすることはあり得ないでしょう。そもそも冠城のように強い正義感を発揮したいのなら、法務官僚ではなく検察官や警察官僚を目指すはず。人物設定そのものが不自然なんですね」

 こういった法務省の特殊性は、一般にはほとんど知られていないところ。たしかに「相棒」の設定は現実には即していないのかもしれないが、それはドラマ制作の上でよくあることだと語るのは、テレビ誌のライターだ。

「相棒に限らず特定の業界を舞台にしたドラマでは、その業界の人から見たとき不自然に見える点がありがち。業界の実情に忠実すぎると、虚構としてのドラマを構築するのが難しくなるからです。警察ものドラマでは、現実ではありえないくらい警察官が発砲していますが、それをわざわざ指摘する人はいません。そのほうがドラマとしてのリアリティが出せるからなんですね」

 そう考えてみれば、相棒の前シーズンで3代目相棒を務めていた甲斐亨(成宮寛貴)が、実は連続暴行犯だったというのも現実にはあり得ない話。だがそこも含めてファンは楽しんでいたわけだ。そもそもドラマは虚構を描いているのだから、あまり現実にこだわらないほうが楽しめるかもしれない。

(金田麻有)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年04月28日 16:30

    バナナマンの日村勇紀が当面の間休養に専念すると、所属事務所ホリプロコムの公式サイトで発表した。今年に入ってから体調を崩すことが多く、医療機関を受診した結果、休養が必要との判断に至ったのだという。「心身の回復を第一に、コンディションを整えなが...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年05月07日 06:30

    ゴールデンウィークが明けても再起の見通しが立たず、長すぎる空白期間を過ごしているのは、左内腹斜筋肉離れでリハビリ中のヤクルト・山田哲人内野手である。沖縄・浦添キャンプのシートノック中に脇腹の張りを訴え、戦線離脱。5月になっても打撃のひねり動...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/5/12発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク