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記事全文を読む→天才テリー伊藤対談「林寛子」知らない間に家が新築されてたの?
テリー アイドルデビューしたのは、何歳の時?
林 13歳で、オーディション番組の「君こそスターだ!」でグランドチャンピオンになって、14歳の時に、「ほほえみ」という曲でデビューしました。
テリー アイドルの頃の寛子ちゃんは、とびきりかわいかったよなぁ。
林 はい、そこも謙遜できないぐらい自覚してました(笑)。一瞬ですけど、「私よりかわいいアイドルはいない!」って思えた時代もありましたよ。
テリー アハハハハ、いいねぇ。そのぐらい自信がなきゃアイドルなんてやってられないよ。じゃあ、「素敵なラブリーボーイ」が大ヒットした時なんか、すごかっただろう。
林 いえ、意外と冷静でしたね。デビューして1年もすると、子供ながらに「アイドルってこういうものなんだ」っていう考えが、自分の中にできるんです。
テリー それはどんな?
林 ひと言で言えば「虚像」ですよね。他人が作り上げたイメージ。でも、私は本名でしたから、家に帰っても林寛子のまま。だから当時「外側の林寛子は虚像だ。虚像の中に私はいる、外側の私に巻き込まれてはいけない」みたいなことを日記に書いたことがあります。
テリー 14、15歳で、そんなこと書いてたんだ?
林 そんなふうに真剣に考えないと振り落とされちゃうぐらい、やつぎばやにいろんなことが起きるんですよ。
テリー 平凡に育った俺にはまったく想像できないけど、例えばどんなことが起きるの?
林 シャンプー、チョコレート、ステレオやらと、年間でCM契約が13本も決まったことがあって。
テリー うっひゃ~、それはすごいなぁ!
林 「そんなに契約して大丈夫?」って、こちらが逆に心配しちゃいました。
テリー しかし、そんなにCMに出たら、お金も相当稼いでたんじゃない?
林 両親と事務所が管理してましたから、私は一度も金額を見たことがないんですけど、歩合制でしたから結構な金額だったんじゃないですかね。私は月5000円のおこづかいをもらってました。
テリー お金はどこにいったんだろう?
林 ある日突然、新しい家が建ってたり、山中湖に別荘ができてたりしてました(笑)。「今年から夏はここで過ごすんだよ」って、いきなり連れて行かれましたね。
テリー ええっ!? 知らない間に家が建ってる? そんなこと、あるの?
林 毎日学校へ行って、仕事をして、家で2時間ぐらい寝たらまた学校へ行っての繰り返しで、ホントに忙しかったんですよね。だから、親たちが何をしているのか、まったくわからなかったんです。
テリー 忙しい状況を不満に思ったりしなかった?
林 そんなこと気にする暇もなかったですね。それに厳しい両親で「大根1本、ネギ1本の値段を知らないような女性に育っちゃいけない」ってことはよく言われてたんです。
テリー それはすばらしい教育だね。
林 そうですね。そのおかげで浮かれたり、天狗になったりすることもなかったんじゃないかなって。両親には感謝してますよ。
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