スポーツ

今年は特に!プロ野球がつまらなすぎるツ(2)

メッキ世代の低「新人王争い」
斎藤佑樹が「プロにいていいんですかね?」
澤村拓一に苦言続出「前評判と球威が違う」

 昨年のドラフトは「何年に1度かの当たり年」と言われたものだ。ところが蓋を開けてみれば、ゴールデンルーキーたちのメッキが剥がれてきた。実に低レベルな新人王争いを展開中なのである。

 最大の注目は「世代の顔」とも言える日本ハム・斎藤佑樹(23)だった。
 故障で2カ月ほど離脱していたからか、4勝2敗はもの足りないが、防御率は2・62と安定しているように見える。投球回55回にして60被安打という驚異の被安打率で、ピンチを迎えてもなぜか抑えてしまうのだから確かに「持っている」ようだ。
「とはいえ、登板間隔を十分に与えられているにもかかわらず、全ての試合で先発登板してほぼ5回前後で降板。常に中継ぎ以降の先輩たちの負担は増すばかりです。あるOBは投球を見て『プロの中にひとり大学生が交じっているみたいだね』と話していた」(スポーツライター)
 本人もそのあたりは自覚しているようだという。
 球団関係者が明かす。
「一部の親しい関係者に『自分みたいなピッチャーがこの世界にいていいんですかね?』と冗談とも本気ともつかない言葉をこぼしたんです。実力が伴わないのに、周囲に騒がれる状況に歯がゆさを感じているのでしょう。とはいえ、斎藤は今の成績で『上出来』と言えるのでは(笑)」
 ドラフトで6球団から1位指名を受けたのは斎藤と早大で同期の西武・大石達也(22)だが、開幕以来、一軍で投げたことすらない。
「7月のフレッシュオールスターで久々に投球を見た各球団の関係者も多いんですが、皆、驚いていた。ドラフト1位のピッチャーが投げる球ではなかったんです。大石の外れ1位で塩見貴洋(22)を獲った楽天などニンマリです。6勝7敗、防御率2・76は新人王を争うレベルの数字ではありませんが、大石と比べればね」(スポーツ紙遊軍記者)
 大石が迷走している理由を球界関係者が明かす。
「渡辺監督の方針ではルーキーは1年間、投球フォームを矯正しないことが不文律です。ところが小野コーチがタブーを犯していじってしまった。根性論の小野コーチに反発する一部投手陣からは大石の復活について『小野さんがいなくなる今オフ以降までない』との声が上がっている」
 早大の同期は広島の福井優也( 22)もいる。6勝6敗、防御率4・12と並の新人であれば合格点の成績を残しているが、こんな辛辣な声も聞こえるのだ。
「自分でピンチを作った際、先輩野手がファインプレーで失点を防いでくれてもグローブタッチで迎えることもなく無視してベンチに帰っていく。大学の頃からマウンドを蹴ったり、審判をにらんだりという性質でしたが、プロになっても成長していないんですね」(前出・スポーツライター)
 ところで、シーズン前には巨人の開幕投手候補にまであがっていた澤村拓一(23)も、6勝10敗と苦戦が続いている。
「打線の援護がなくて負けている部分もあるので、澤村自身は自信満々です。でも前評判では、完投しても150㌔のスピードを維持するはずだったのに、打者が一回りした頃にはストレートの球威は落ちてくる。女房役の阿部慎之助(32)は『そこまで本格派じゃない』とか『配球を毎回変えるくふうをしなければならない』と苦労していますよ。首脳陣の中からも『今年はまだ統一球に助けられている。来年以降、バッターが統一球に慣れたら、厳しいかも』との声が出ている状況です」(球団関係者)
 早くフレッシュな球界の救世主が登場してほしいものだ。

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