芸能

「鑑定団」騒動でテレ東に非難殺到の最中、島田紳助が語った石坂浩二の重要性

20160204ishizaka

「開運!なんでも鑑定団」での石坂浩二の発言の恣意的なカットを否定し、番組の刷新を理由に石坂の降板を発表したテレビ東京。この件について、さまざまなマスコミ関係者から驚きの声があがっている。

「番組開始時の功労者にこんな仕打ちをした上で降板させたのは前代未聞です。石坂は、奥深い教養の必要な古美術というジャンルを身近にとらえられるよう、プロでも素人でもない絶妙な立ち位置を活かし、博識な彼ならではのウンチクや質問などで、ビデオの解説や鑑定士の説明を補う大事な役割を果たしていました」(テレビ番組制作会社関係者)

 2月1日放送の「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)では、島田紳助が「番組を成功させるためにどうしても石坂さんの力が必要で、自分のギャランティを折半にする形で出演をお願いし、快諾していただいた」とコメントを寄せた。プロの鑑定人と古美術を知らない視聴者との間をつなぐ“要”として存在した石坂。島田の「石坂さんには番組に品位と格を付けていただいた」という言葉は、誰もが納得できるだろう。

「石坂さんは草創期に、制作費が少なく番組スタッフたちの靴がみすぼらしいことに気づき、全員に靴を買ってあげたというエピソードもあるほど。番組を充実させるための十分なギャラも制作費も用意できないだけでなく、功労者の存在を無視した構成を“良し”としてきたテレ東には驚きます。視聴者にも最悪の印象を持たれたでしょうが、もし、自分の事務所の看板タレントがこんな仕打ちを受けた後に切られたらと思うと、怒りを通り越してゾッとしますね」(芸能事務所関係者)

 昨年は凋落するフジテレビに追いつこうとする勢いを見せたテレビ東京。新年早々、その勢いを削ぐ「大失策」とならなければいいが。

(大門はな)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
スーパーフォーミュラでまた「事件」を起こした女子大生レーサーJUJUに「許せない」
2
菅野智之に緊急事態「オリオールズ⇒ドジャースorカブス」水面下のトレード駆け引き
3
「リチャードは劣化型サトテル」阪神ファンが揶揄する巨人「岡本和真の代役」本当の実力
4
大谷翔平を襲う「LA鉛中毒」アウトブレイク(3)重篤化すると手足が痙攣し
5
江戸時代の「家政婦は見た!」将軍のシモの処理をする「大奥の女中」のスパイ活動