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清原和博 電撃逮捕までの“薬物アリ地獄”3650日(1)逮捕に至るまでの経緯

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 かねてより疑惑の絶えなかった、元プロ野球選手・清原和博容疑者がついに「薬物所持」で現行犯逮捕された。グラウンドでは燦然と輝いたスーパースターが、なぜ転がるように堕ちていったのか──。不自然なまでに日焼けした肌同様にドス黒く暗転した、闇番長の交遊を洗いざらい書き尽くす。

 ついに「清原和博容疑者(48)」と呼ばれるまで堕ちてしまった。「清原覚醒剤逮捕」──その電撃一報を受け、捜査関係者が生々しい内情を打ち明ける。

「清原の交遊関係は真っ黒そのものでした。銀座のクラブや六本木のサウナなどで、ヤクザ組織の幹部と密会する姿は何度となく目撃されてきました。昵懇となった相手には堂々と『私もヤクザに憧れているんです』などと、ヤクザを崇拝するような言葉まで吹聴していたようです」

 少なくとも逮捕より1年前から身辺を内偵されていたという清原容疑者だが、立ち回り先は銀座や六本木のみならず都内シティホテル、吉原ソープにも及んだという。前出・捜査関係者が続ける。

「シャブの一番の醍醐味はなんといってもセックスに尽きます。清原も御多分に漏れず、覚醒剤を用いた性行為のとりことなっていた。以前交際していた銀座のママとは、かなりアチラの相性がよかったようで、一晩中でもプレイを続けていた。清原にはお抱えの運転手が常時ついていたんですが、自分がセックスしている間には見張り役としてホテルのロビーに待機させていました。時には、夜中に愛人と2人でチェックインして翌日の夕方まで待たせ続けたこともあった。さすがに運転手は『もう清原さんにはつきあいきれない』と職を辞し、後任の運転手も次々と辞めている」

 清原が時を忘れて没頭したこの行為については後述するが、時計を清原が逮捕された当日に戻そう。

 2月2日夜、満を持して警視庁の捜査員が港区にあるマンション最上階の一室に踏み込んだ時、清原容疑者はビニール袋に入れた使用済みの注射器を手にしていた。清原容疑者は捜査員の問いかけに対し、「覚醒剤は注射器で腕に注射するか、ガラスパイプであぶって吸う」と使用について認めている。

 社会部デスクが清原逮捕までの経緯を説明する。

「逮捕直後に行った尿検査で覚醒剤の陽性反応が出ているが、清原は逮捕の前日に群馬まで出向き、このシャブを購入している。その後、港区のシティホテルで若い女性と一夜を過ごしたあと、自室に戻ったところを覚醒剤所持で現行犯逮捕された。捜査関係者はシティホテルのベッドやゴミ箱をひっくり返し、清原の遺留物を探し当てた末、クロと判断してガサ入れに踏み込んだのです」

 清原容疑者を逮捕したのは薬物などの取締りに当たる警視庁組織犯罪対策5課。特に今回は芸能人を捜査する特命係が担当したという。

「今回の逮捕のきっかけになったのが、清原にシャブを仕込んでいた売人の存在です。この売人は、昨年夏までに逮捕されているが、その逮捕時に押収された携帯電話には清原からのメールが残されていた。清原は『あのネタいいですね』という覚醒剤を暗に要求する文面を送っていました。その売人はすでに裁判で実刑判決を受け、収監されたということもあり、機は熟したと、5課の特命チームが年明けから再びマンションの出入りなど24時間態勢で清原の行動確認を本格化させていたんです」(前出・社会部デスク)

 はからずもプロ野球がキャンプインした直後の大捕り物となったが、

「昨年夏以降、清原がテレビ復帰していたのが、捜査関係者を少なからず刺激する事態になっていた。『球界に復帰したい』とか『高校野球の監督をやりたい』など好き勝手に話していたこともあり、捜査関係者は『調子に乗るな、コノヤロー』と躍起になっていたんです。『必ず所持、使用の両方であげる』と捜査に気合いが入っていました」(前出・社会部デスク)

 清原容疑者の部屋からは動かぬ物証として、袋に入った覚醒剤(0.047グラム)、使用済みの注射器3本に、黒ずんだガラスパイプ1本、ストロー1本、携帯電話4台が押収され、薬物使用の常習性は明らかだった。

 はたして、球界での華々しい経歴をドブに捨ててまで清原容疑者が闇社会に傾倒していった原点はどこにあったのか──。

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