スポーツ
Posted on 2016年03月09日 17:59

シャラポワの釈明は怪しい?使用したのはポピュラーなドーピング薬だった!

2016年03月09日 17:59

20160309sharapova

 プロテニス選手のマリア・シャラポワが、禁止薬物「メルドニウム」の使用を告白し、出場停止処分を受け入れると表明した。シャラポワは10年以上にわたって医師に処方してもらっていたと語っているが、ドーピング事情に詳しいスポーツトレーナーは、この釈明は怪しいと語る。

「心臓病の治療薬であるメルドニウムは競技力を向上する効果でも知られており、製薬会社のあるラトビアでは主要な輸出品になっているなど東欧やロシアではポピュラーな薬物です。しかし、日本やアメリカでは医薬品として認可されていないのが現実。シャラポワはロシア出身とはいえ6歳からアメリカに住み続けており、永住権も持っています。そんな彼女が治療目的でメルドニウムの処方を受けていたとは信じがたいですね」

 そんなシャラポワのケースは日本人選手にとっても対岸の火事ではなさそうだ。メルドニウムは1月1日に世界アンチ・ドーピング機関(WADA)の禁止リストに追加されたばかりで、それまでは法律違反薬物ではなかったのである。前出のスポーツトレーナーはこう語る。

「日本では『ドーピングは邪道』という意識が強く、法律違反薬物とは無縁という意識の選手や指導者が多いのですが、それゆえに摂取してしまうケースがあるのです。欧米ではたとえ市販薬でも選手や指導者だけの判断で服用することはありませんが、日本では葛根湯が原因で失格になったケースもあるほど。今回のメルドニウムも旧ソ連諸国ではごく普通に処方されている薬なので、摂取経験のある日本人がいないとは断言できません」

 最近は外国人コーチの指導を受けたり、国外に拠点を設けるアスリートも少なくない。その環境では法律違反薬物に対して今まで以上に高い意識が求められるだろう。今夏に迫ったリオデジャネイロ五輪を前に、日本からドーピング検査の失格者が出ないことを祈るばかりだ。

(金田麻有)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年10月18日 12:00

    コント日本一を決める大会に「大人の事情」は無関係だった。10月17日に生放送された「キングオブコント2026」(TBS系)で、エントリー3445組の頂点に立ち、賞金1000万円を獲得したのは、吉本興業所属のジェラードン。アタック西本とかみち...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年10月22日 11:30

    出演作を調べたいわけでもないのに、阿部寛のウェブサイトを開く。ネットが正常に繋がっているかを確かめるためだ。顔写真と文字を中心とした1990年代風の簡素なページは構成する要素が少なく、データ量も軽いため、表示が速い。ゆえに「日本最速のサイト...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年10月23日 06:45

    お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣が、絵本作家(別名義:にしのあきひろ)としての道を歩み始めたのは2005年。「えんとつ町のプペル」が大ヒット作となり、原作者の西野が製作総指揮と脚本を兼任して、2020年にアニメ映画を劇場公開。興行収入...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/10/13発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク