芸能

土田晃之に恥をかかせたフジテレビの組織硬直ぶりが酷すぎる!

20160406tuchida

 お笑い芸人の土田晃之が4月1日、金曜日の日替わりパネラーを務める情報番組「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系)の生放送に遅刻した。

 番組冒頭で安藤優子キャスターは「パネラーの土田さんはいま『バイキング』からこちらのスタジオに向かっております」と説明。スタジオ間を移動中のため、遅刻していると言い訳したのである。

 この状況についてネットでは、「芸人なのに遅刻とか最低だな」「最初からスケジュールはわかってたことだろ?」などと土田に対する批判が噴出。5分遅れで番組出演を果たした土田に批判の矛先が向けられた形だが、テレビ誌のライターは土田に責任はないと断言する。

「たしかにスケジュールはあらかじめわかっていました。しかも『バイキング』はフジテレビ本社6階のスタジオで収録されており、『グッディ!』は2階のスタジオですから、急げば2分程度で移動できるはず。それができなかったのは、お互いの番組スタッフが出演者の動線をキッチリ用意していなかったからですね」

 フジテレビでは局舎内でのロケも多く、大人数の番組スタッフが動線を確保し、出演者とカメラマンをスムーズに移動させる光景をテレビで見たことがある人も多いだろう。なぜ今回はそれができなかったのか。前出のテレビ誌ライターは大企業にありがちな縦割り主義の弊害だと指摘する。

「両番組の担当は『バイキング』が編成制作局のバラエティ制作センター、そして『グッディ』が情報制作局の情報制作センターで、かなり毛色の違う部署となっています。番組間の交流はほとんどないはずで、お互いに相手に協力しようという発想もないんでしょうね。しかし、タレントや芸能事務所から見れば、どちらも同じフジテレビには変わりはなく、スタジオ移動も局全体でサポートすべき課題のはず。そんな簡単なこともできないようでは、今後の番組作りでも様々な障害が発生することは容易に想像できます」

 この日は4月からの番組改編初日で、亀山千広社長がぶち上げた4~19時にわたる「15時間連続生放送」のお披露目という大事な日だった。その記念すべきスタートを単なる連係ミスで台無しにしたフジテレビの未来は相変わらず暗そうだ。

(金田麻有)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
2
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
3
高島礼子の声が…旅番組「列車内撮影NG問題」を解決するテレビ東京の「グレーゾーンな新手法」
4
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
5
皐月賞で最も強い競馬をした3着馬が「ダービー回避」!NHKマイルでは迷わずアタマから狙え