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「『法律改正』に向かって初めて『やり玉』が活きる」
正直、このケースでもダメなのかなと感じました。同居はしていないし、独立した世帯を持っている。収入が5000万円あるから余力があるなんていうのは別次元の話と思っていましたから。
もちろん、不正受給の総額が兆単位とも言われる状況で、これを片山さんが問題視するのは国会議員として当然でしょう。とはいえ、法律を改正するために問題を取り上げたのであれば、河本さんをやり玉にあげるより、支給を受けてすぐ酒を飲むような、もっと悪質な不正受給もあったはずです。むしろ、こうした人たちに受給資格があるのか、それを調査する人の数が足りないというのであれば、それを是正する。法律を改正するというベクトルに向かって初めて、河本さんがやり玉にあげられたことが生きてくるのではないでしょうか。これを単なる個人攻撃に終わらせてはならないと思います。
一方で河本さんは、本人が思っていた以上に問題が肥大化してしまいました。シャレにならないということで、誠意を見せようとするあまり、あのテイストの会見になってしまった。見ていて、あまりに神妙だったので、不謹慎にならない程度にもっとやりようがあったのではないかと思ってしまいました。築き上げたキャラが壊滅しかねないですから、そっちが心配です。
梶原さんのケースにしても、マンションを買い与えられた母親がぜいたくしていると言われたらぜいたくかもしれませんが、そもそもどういう所帯なら生活保護を受けるにふさわしいのか。親孝行のしすぎがアダとなったケースで、悪質とも違って気色ばむほどじゃないと思うんですけどね。
報道の意義はもちろんあったと思います。ただ、河本さんらを人身御供にしてはならないでしょう。
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