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記事全文を読む→元力士が実名告発!バクチ関取の捜査逃れは許さない!(4)臭いモノには蓋をする体質
古市氏が続ける。
「正直言って現役の頃は一切、相撲以外の勝負ごとには手を出さなかった。出すとね、運気が落ちていい結果を出せないと思っていたんです。結局、野球賭博をやるようになったのは、ケガで結果が出せずに引退してからのことです。野球賭博はヤクザの世界におる時に趣味として始めたが、それがシノギになっていた。裏社会に身を置く人間はやってもかまわないと思うんです。しかしね、バドミントンの桃田とか大相撲の力士は‥‥格好ええこと言うて表の稼業で夢を売っているような人間が手を出したらアカンと思うんですよ」
古市氏は豪栄道に対して、博打をやめるよう忠告したことがあるという。
「仲間内でするチンチロリンなどの少額の遊びは許されると俺は思う。たまには、ええやろ。しかし、野球賭博やカジノはアカン。野球賭博は俺たちのシノギだったでしょ。豪栄道には、それを荒らすな、と言うたことがあります」
古市氏が「アカン」と言うカジノについては、こんな証言がある。
「バドミントンの桃田賢斗選手と田児賢一選手が裏カジノに出入りして大問題になったけど、あれだけお灸を据えられた相撲界では、中堅現役力士と中堅親方が今も裏カジノに出入りしている。喉元過ぎれば‥‥ですかねぇ」(相撲関係者)
古市氏の父親は今年1月28日に死去。「愛弟子」の豪栄道は姿を見せず、香典も送ってこなかった。古市氏は憤る。
「豪栄道は相撲強豪校の埼玉栄高出身というけど、親父が基礎を叩き込んだから、今がある。古市道場での猛練習があったから大関になれたんです。相撲は礼に始まり、礼に終わる。それなのに、力士がそれをないがしろにしてどうするんだと言いたいですね」
葬儀の席には阿武松親方夫妻も姿を見せた。阿武松部屋は古市道場と縁が深く、野球賭博で逮捕された古市氏の実弟・貞秀氏は同部屋で十両まで進んだ。
「阿武松親方にはきっぱり言いました。自分も務めを終えて出所し、この際、言わなければならないことは言いますよ、と。親方は黙ってうなずいていました。自分は相撲協会にまったく恨みはない。しかし“幻の恐喝”で4年半も務めをしてきた。俺は野球賭博事件の幕引きのしかたには納得していない。協会の中には、琴光喜や大嶽親方と同じような処分を受けなアカンのに今でも協会に残っているヤツがいっぱいいますよ」
「臭いモノには蓋」というのが体質の大相撲。だがこの際、相撲協会は古市氏の忠告に耳を傾け、全てのウミを出してはどうか。空前絶後の人気と浮かれず、真摯な姿勢で向き合わなければ、大相撲の本当の復活はありえない。
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