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記事全文を読む→ラモス瑠偉が激怒したFC岐阜GMの「外国人差別」(2)胸ぐらをつかみ大喧嘩も
ルーカス選手は国籍こそブラジルだが、日本生まれの日本育ち。
「(ルーカスは)ちゃんと小中学校にも通ったし、泥棒なんかするわけがない」
と父親はその場で強く抗議したが、高本GMは聞く耳を持たなかったという。
指揮を執るラモス監督も言うまでもなくブラジル出身で、14年12月には息子であるラモス・ファビアノがセカンドチームの監督に就任。トップチームでは現在4名のブラジル出身選手が活躍しており、高本GMの「外国人差別発言」が事実ならば、クラブ全体への影響は計り知れない。
ましてや、近年のサッカー界は世界的に人種差別をなくす活動に取り組んでおり、違反した選手には厳しい罰則が下されている。
14年3月8日にはJ1の浦和レッズの一部のサポーターが「JAPANESE ONLY(日本人以外お断り)」と書かれた横断幕を掲げたことで大問題に発展。レッズにはJリーグ史上初となる無観客試合開催という重い処分が下された。
この「浦和レッズ差別横断幕事件」を受けて、翌日の試合会場で「Say NO to Racism(人種差別にNOと言おう)」の横断幕を掲げたのがFC岐阜のサポーターだ。全国のサッカーファンから称賛された彼らを落胆させるような「外国人差別事件」が起きた背景には、
「ラモスが見つけてきたヤツはいらない」
高本GMの腹の中にはこんな“排除意識”があったと、チーム関係者は推測する。一方のラモス監督も、高本GMへの不信感を募らせていく。
「ラモス監督は一部の選手の前で激昂し、ポルトガル語で不満をブチまけることもあったようです」(FC岐阜SECOND・森島渉選手)
昨年6月、サッカー専門サイトにアップされたインタビューで、ラモス監督はこう語っている。
「赤字になったのはフロントの問題」
「補強のリクエストが通らなきゃ僕をクビにするしかない」
堂々とフロント批判をしたのも、高本GMへのうっぷんがたまっていたからだろう。そして、昨年7月に決定的な事件が起きた。
「チームの練習場で、ラモス監督が高本GMの胸ぐらをつかみ、大喧嘩を繰り広げる様子を多数の選手が目撃しています。選手たちとは多少距離があったので、2人の間でどんなやり取りがあったのかはわかりませんが、もしかしたらルーカスに対する差別発言のことが耳に入ったのかもしれませんね」(前出・森島選手)
ラモス監督といえば現役時代から闘志剥き出しのプレーで相手チームから恐れられた熱血漢。対する高本GMも身長190センチを超える長身で、選手時代の愛称は「ババちゃん」だ。2人の取っ組み合いは、遠目から見ても相当な迫力があったことだろう。
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