今年1月に「解散危機」が報じられて以降、いまだ収束の糸口が見えないSMAP。5月上旬には、ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏が「解散とか冗談じゃない」と強い言葉で否定したものの、「残留組」の木村拓哉以外は今後のスケジュールが極めて不明瞭で、熱心なファンにとって、全く安心できない状況が続いている。
いよいよ泥沼の様相を呈してきたこの騒動だが、SMAP最年少メンバーである香取慎吾の衝撃的な発言が、現場に緊張感を走らせているという。
「慎吾くんがドラマの打ち上げで自死をほのめかしたことで、スタッフが彼の自死阻止に大真面目に取り組んでいるんですよ」と明かすのは、以前SMAP出演番組に参加したことがある放送作家である。
あまりに衝撃的な香取慎吾の「自死発言」が一部週刊誌で報じられたのは3月下旬。香取本人が主演を務めたドラマ「家族ノカタチ」（TBS系）の収録打ち上げの席で、「もしかしたら自死しているかもしれません」と冗談めかして語ったというのだが‥‥。
「その発言以降、彼に近い番組関係者数名が『絶対に死なせてはいけない』と話し合って、慎吾くんに積極的に話しかけたり、異変がないか常時チェックするなど、厳戒態勢をとっているんです」（前出・放送作家）
ファンのみならず、スタッフの危惧も日増しに高まる分裂騒動。誰も得をしないゴタゴタが、早く終結することを祈るばかりである。
（白川健一）
