芸能

「小ネタ多すぎ」「トリックが単純」、松本潤「99.9」がどんどん薄っぺらい内容に…

20160601matsumoto

 5月29日放送の松本潤主演ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」(TBS系)第7話の平均視聴率が、前回の13.3%から17.7%にV字回復した。初回から第5話までの平均視聴率は17.2%と今期のドラマでトップをキープしていただけに、第6話の落ち込みに「このまま下降するのでは」と心配していた制作スタッフとしては一安心といったところだろう。

 しかし、第7話の視聴者からは「小ネタはいいからもっと、事件をしっかりやってほしい」「最初の頃のほうが面白かった」「小ネタ好きだけどやり過ぎはよくない。最初はこんなになかった」など、ドラマの中で事件とは関係ないギャグシーンが増えていることに不満があるようだ。

 それだけではない。第7話のストーリー自体、トリックが単純すぎて“99.9%有罪の難解な事件を解決”というコンセプトからも脱線しているとの指摘もある。

 第7話は、大手玩具メーカーの社長が副社長の息子に殺害されるのだが、逮捕され起訴されたのは同社専務取締役。松本演じる深山大翔らは専務の弁護を引き受ける。

 社会部記者も「確かに専務が起訴されたこと自体が不思議」という。

「侵入経路と思われる場所に下足痕がない。指紋が出た凶器の破片が合わない。自白がない。これで起訴に持ち込むか疑問です。しかも鑑識が入った後に、深山が玄関のスリッパから凶器の破片を発見する。殺人現場で、鑑識が見落とすとは思えません。日本は、起訴に持ち込むまで徹底的に調べる。だからこそ、99.9%有罪になるんです」

「変なキャラと小細工に走り過ぎて、内容がどんどん薄っぺらになってる」という視聴者の指摘が、今後の視聴率にどう影響していくのか注目したい。

(李井杏子)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
2
高島礼子の声が…旅番組「列車内撮影NG問題」を解決するテレビ東京の「グレーゾーンな新手法」
3
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
4
皐月賞で最も強い競馬をした3着馬が「ダービー回避」!NHKマイルでは迷わずアタマから狙え
5
完熟フレッシュ・池田レイラが日大芸術学部を1年で退学したのは…