旧ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子元社長の激白本が7月18日に出版される。「ラストインタビュー 藤島ジュリー景子との47時間」と題するもので、作家の早見和真氏がジュリー氏にインタビューした内容をまとめたものだという。
叔父のジャニー喜多川氏の性加害問題や、その姉でジュリー氏の母であるメリー喜多川氏との関係を語っているのだが、冒頭の約50ページ分が先行公開されている。ジュリー氏は嵐のメンバーとの関係性について明かしている部分があり、それがあまりに個人的なものだと、物議を醸しているのだ。
例えば、ジュリー氏の一人娘が2023年に慶應義塾大学法学部に入学した際には、ジャニー氏の性加害騒動のため、ジュリー氏は入学式に参加できる状態ではなかった。そこで代わりに櫻井翔を付き添わせたという。
〈櫻井が娘と日吉まで行ってくれたんです。一緒に電車に乗って。入学式に付き添ってくれたんです〉
そんな記述には、嵐のファンが大反発。娘の入学式に事務所タレントを立ち会わせるのはパワハラ、自社のタレントを私物化している、櫻井ははどんな気持ちで付き添ったのか…といった具合だ。
さらに、他のメンバーも櫻井と同様の距離感なのかと尋ねられたジュリー氏は、
〈そんなことないですよ。櫻井、松本、相葉は対等に近いところにいますけど、二宮とは近年少し距離があります。大野は仙人みたいな人なので、会ったら仲良しですけど、なかなか会えなくて〉
嵐は来春のコンサートをもって活動を終了するが、
「これから徐々に盛り上げようとしているところで、何が目的なのかよくわからないインタビュー本の発表は、嵐の有終の美に水を差すことになりはしないかと…」(芸能記者)
逆にそれが大きな話題になれば、ビジネスとしては成功なのかも。
(石見剣)