政治

新聞・テレビが報じない「豊洲新市場」動乱“10大スクープ”(2)「壊し屋」小池百合子に味方する勢力

20161006a2nd

 豊洲移転延期を手始めとして、有言実行で都政改革を推し進める小池氏の進撃が止まらないが‥‥。

「中央政界では『小池は壊し屋だ』と批判の声が上がっている。かつて防衛大臣に就任した時に守屋事務次官と対立し、壊すだけ壊して2カ月足らずで退いた過去があるからです」(都政担当記者)

 都職員への処分を公言するなど、庁内の反発も増している小池氏。20日に、政治塾「都民ファーストの会」の立ち上げを発表したが、塾生は集まるのか。

 現在、小池都政に味方する勢力こそ「共産党」だ。豊洲新市場の地下水の汚染数値などをいち早く公表。築地移転の延期を決定し、「盛り土」のウソを暴いた小池知事に呼応するかのような動きだ。

「小池氏は当選直後、築地移転中止を公約に掲げていた宇都宮健児弁護士と面会。資料を入手し、移転延期に前向きとなった。その時から共産党とのラインができていた。反自民都連の流れをくむ小池政治塾の幹部には、共産党と密に接触している都議がいます」(都政担当記者)

「政治塾」を軸に、左右共闘の異色タッグが結成されるのか──。

「さすがに組むことはない。移転問題の発端は、築地市場を管轄する東京中央卸売市場の都職員による、『豊洲市場の基本設計に当たった構造計算に問題がある』という内部告発を受けてのもの。そこに、石原都政が推し進めた移転に反対する共産党が相乗りしたにすぎない。知事も共産党の情報を一時的に利用し、豊洲の闇をあぶり出しているだけです」(前出・都政担当記者)

 今月28日からの都議会本会議では、移転問題が争点になる。

「共産党は、豊洲問題のみならず石原知事時代の公設秘書が、大手建設会社の役員になるなど都政とゼネコンの不透明な関係にもメスを入れることが予想され、都政が空転するのは必至です」(前出・都政担当記者)

 手段を選ばず、敵を掃討する小池氏。世論受けするパフォーマンスに走るあまり、「壊し屋」で終わる不安も付きまとうのだ。

カテゴリー: 政治   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
4
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身
5
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策