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記事全文を読む→小池百合子に迫る「5つの壁」(5)「政治塾」立ち上げで「小池総理」の強気野望
自民党幹部が回想する。
「議員になりたての90年代、よく赤坂の料亭で酔うと『私は女性初の総理になる』と漏らしていた」
それが今、現実味を帯びた野望となりつつある。
小池氏は9月28日、みずから塾長となって政治塾「希望の塾」のウェブサイトを立ち上げ、10月30日に開塾式を開くと発表した。受講料は5万円。来年3月まで全6回の講義に加え、交流会なども予定されている。これがやがて「小池新党」へと発展し、一大勢力となって再び「野望」実現のために国政へと乗り込んでくるのでは、との観測があるのだ。
驚きなのは、政党に党籍があっても参加可能とされる応募資格。これを受け、「小池氏に近い人物から接触があった」と明かすのは、自民党の若手都議だ。
「小池氏への協力を匂わせるものでした。何しろ来年7月の都議会改選で再選が濃厚な若手自民党都議はほんのわずか。都議会には重鎮派と若手派の2つがありますが、若手派を小池グループに取り込もうという動きが水面下で起こっている。『反小池なら都議選で候補を送り込んで潰すからな』という、一種の『警告』としか思えません」
そんな小池氏の狙いは、
「都議会での与野党逆転です。定数127名のうち与党の自民・公明で83名を占めていますが、ここから約20議席を奪えばいい」(全国紙政治部デスク)
さらに、側近の野田氏が「工作活動」に奔走しているという。
「第3極ブームを再燃させるには、日本維新の会との協力が必要不可欠。そこで、12年に維新公認で衆院選に立候補し、維新に顔が利く野田氏が選ばれた。都議会掌握作業は着々と進んでいます」(都議会関係者)
ところがその一方で、小池氏が自民党の実力者を取り込んだことにより、自民党サイドから「オファー」が来ているというのだ。
「二階俊博幹事長(77)、下村博文幹事長代行(62)が急接近しています。都知事選で小池氏を支援した若狭勝氏(59)は厳重注意を受けたとなっていますが、実際は『あんまりやりすぎないように』と苦笑いしていた。10月23日の東京10区補選で若狭氏を支援するだけでなく、反党区議7名の選挙応援もさせ、離党勧告を取り下げる密約までできています」(前出・自民党幹部)
安倍晋三総理(62)も、政治思想が合致する小池氏には一目置いており、
「総理の強力な後釜が見当たらないため、党則で定められている総裁任期『2期6年』を『3期9年』に変更し、東京五輪後に小池氏に禅譲する方針が浮上しています。党内部からは『政権運営のためならしかたない』と意外な声まで漏れている。もちろん『裏切り者を許すのか』と反発する者もいるが、二階氏や下村氏がなだめている」(前出・自民党幹部)
安倍自民は「小池新党」との「合体」も視野に入れているというが‥‥。
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