新宿、渋谷、池袋……休日に少し足を休めようとベンチを探し、「座れる場所がない」と驚いた経験はないだろうか。東京では今、「座るだけ」のことが、ちょっとした贅沢になっている。都内で働く40代のサラリーマンはこうこぼす。「昼休みに外へ出ても、座る...
記事全文を読む→週刊アサヒ芸能「創刊60年の騒然男女」スポーツ界「波乱のウラ舞台」<野球篇/「あの重大事件」座談会>(3)球団社長をわざと怒らせてメジャー移籍した野茂英雄
A=球界OB/B=スポーツライター/C=元球団スタッフ/D=スポーツ紙幹部
B 1リーグ構想を抱いていたナベツネが、これ幸いと西武・堤義明オーナーに働きかけ、西武とロッテを合併させて10球団にしようとしていた。堤オーナーも、いくら金をつぎ込んでチームを強くしても人気と話題性では巨人には勝てず、ビジネスとしても成り立っていなかったので、渡りに船だった。
C 後出しジャンケンの楽天にオイシイところを取られたホリエモンはとんだピエロになったけど、彼らの構想はユニークだったよ。新球団「ライブドア・フェニックス」の初代監督は元阪神のT・オマリー。ホリエモンが独自人脈でヤンキースのロジャー・クレメンスと話をつけていたのを知っている? 1年契約だったけど、あの「ロケット」を日本球界で見ることができたかもしれなかった。
A 今年はソフトバンクがあれだけ強くても、11.5差をひっくり返され、V3に失敗した。巨人V9の重みをあらためて再認識したよ。
C V9が危なかったのは73年ですね。阪神が残り2試合のうち1つ勝てば優勝という展開でナゴヤ球場での中日戦を迎えた。
B 今なおミステリーとされていますね。中日には上田二郎がその年7勝0敗と相性がよかったのに、ナゴヤ球場で勝てなかった江夏が先発。メンバー表を見た岡本伊三美コーチが金田正泰監督に「監督、先発を間違ってますよ」と。それほどおかしな起用でした。
D 江夏は名古屋遠征前に球団社長に呼ばれて「優勝したら給料が上がるので勝たないでくれ」と言われたと暴露しているけど、先発させたのは金田監督だし。黒い噂もチラホラあるけど。
A 巨人に優勝させたくない中日の先発・星野仙一が、ド真ん中にストレートだけを投げ続けたけど、藤田平や田淵らはガチガチに力んで打てず、「こんなヤツらに優勝させるのもしゃくだ」と、途中から星野が本気になって勝った、とも。
B そう。それで同率首位となり、勝ったほうが優勝する阪神-巨人の最終決戦に。阪神は上田が先発してボコボコに打たれ、0対9で完敗。試合後、怒ったファンがグラウンドになだれ込み、王さんはゲタで頭を小突かれましたね。
D メジャーリーグは今年、イチローイヤーだったけど、切り開いたのは95年にドジャースと契約した野茂英雄だった。
A これは亡くなった近鉄の社長から聞いたんだが、球団が野茂と契約更改の下交渉の時、いきなりホテルの部屋に団野村が現れて、当時まだ認められていなかった代理人交渉をゴリ押し。「6年20億円」という法外な複数年契約を要求した。これは球団社長を怒らせて任意引退の書類にハンコを押させる作戦だったが、何も知らない社長はまんまと挑発に乗り、任意引退届を用意してしまった。
C その裏では団野村が日米協定と野球協約の抜け道を探し、任意引退選手は元所属球団以外では復帰できないが、海外球団は例外であることを日米コミッショナーに文書で確認していたわけですね。
B 重大事件はまだまだあるけど、この続きはまた今度‥‥。
アサ芸チョイス
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