スポーツ

貴乃花VS八角「トップの座」攻防の仁義なき工作現場(1)驚くべき「ツーショット写真」

20161117u1st

「八角理事長体制」が発足して半年余り。その足元は盤石になった感があるが、今、ジワジワと忍び寄る一大勢力の存在が注目されている。先の理事長選で敗北したはずの「あの男」が再び土俵外での「隠密工作活動」を開始しているのだ。

〈おはようございます! 今日は徳島県徳島市です! 土俵が会場の中央ではなく右寄りにあり、椅子席の多い珍しい巡業場所〉

 これは10月23日の、九重親方(40)=元大関千代大海=のツイッターの書き出しである。秋の地方巡業の様子を報告したものだが、やがて目を疑うツイートが飛び込んできた。

〈貴乃花巡業部長と日光浴!笑 快晴の徳島場所〉

 そしてその下には、港でニッコリと笑いながらたたずむツーショット写真が添えられていたのである。これはいったいどういうことなのか──。

 これまで九重親方と貴乃花親方(44)は「犬猿の仲」とされてきた。そもそもの発端は、今年7月に急逝した先代九重親方(元横綱千代の富士)が現役時代の因縁などを巡って貴乃花親方を目の敵にし、口もきかない間柄だったことにある。

「その弟子である現九重親方は現役時代、たびたび『無気力相撲』が指摘され、ガチンコの代名詞だった貴乃花親方とは相いれなかった。それなのに‥‥」(ベテランの相撲記者)

 今年3月の理事長選(任期2年)で、八角理事長(53)=元横綱北勝海=との一騎打ちで土をつけられた貴乃花親方は当初、「向こう10年は様子見をする」と発言し、理事長争いからは一時撤退する意向を示していた。だが、どうやら今、それを撤回し、次の理事長選でのうっちゃり勝利に向けて、早くも行動を開始したのだ。それが九重親方との、まさかの「合体」なのである。元力士が言う。

「もともと先代九重親方も反八角でしたが、打倒八角理事長で利害関係が一致したということですよ。九重親方は自分の師匠が(貴乃花親方を)嫌いだったからあえて接点を持たなかったんですが、その師匠が亡くなった今となっては、こだわる必要がない。徳島巡業では、2人で個人的に話し込んでいたみたいです。巡業は巡業部長と副部長、そして審判部から3人くらいしか参加しないため、取組が終わると控え室で仲よくなることが少なくない。九重親方の世代はほとんどが貴乃花ファン。貴乃花親方のオーラに取り込まれたというところでしょう」

 宿敵をまんまと取り込む変心ぶりを見せた貴乃花親方だが、スポーツ紙記者によれば、最近の変わりようには驚くばかりだという。

「だいたい、身に着けているものがふるっている。半纏、袴はいいとしても、マフラー、ベレー帽、サングラスのいでたちを見たらびっくりしますよ。おまけに、親方は亡くなった先代のように、大変なヘビースモーカーになりましてね。歯の裏が真っ黒ですもん」

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
4
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身