太陽系のように、太陽の近くには水星や地球のような小柄な岩石惑星があり、遠くには木星や土星のような巨大なガス惑星が鎮座する。これまでは、これが宇宙の普遍的なルール、いわば「銀河の交通整理」だと信じられてきた。ところが今年4月、ESA(欧州宇宙...
記事全文を読む→早世のマドンナたち⑥ 太地喜和子 親友カルーセル麻紀が見た水没死直前の予兆(5)
“見えない何か”に怯えていた
柳町は撮影の合間に、共演者の安岡力也と「心霊談義」に高じる喜和子の姿を何度も見ている。
「おい喜和子‥‥連れて来たな?」
「うん、私の周りにいるよ」
もともと持っている霊感の強さに加え、今で言う「パワースポット」の熊野の磁場が、より尖鋭的な能力にさせてしまったようだ。
柳町は、後に聞く喜和子の訃報にも作品との「奇縁」を感じた。監督の前ではおくびにも出さないが、メイクなどのスタッフには小声で漏らしていた。「あの映画には小舟の上だったり、川のふちだったり、水にまつわる描写が多い。本人は女優根性で乗り切ったけど、何度も『水が怖い』と口にしていた」
もともとが泳げない体質とはいえ、その怖おそれ方は、“見えない何か”におびえているかのようだった‥‥。ただ、こうした部分をのぞけば、柳町にとっては実に頼もしい女優だった。
「久しぶりの映画の主役ということで張り切っていたし、責任感も強く持っていた。一部でわがままって評判もあったけど、現場ではそつなくまとめてくれたし、キャンペーンにも協力してくれましたよ」
完成した作品は「毎日映画コンクール日本映画優秀賞」を取るなど、高い評価を得た。そして公開から7年後、柳町は偶然、熱海から伊東にかけて仲間とドライブに出かけた。
「伊東の街に『唐人お吉ものがたり』の看板が出ていました。あと2日で公演だったので、もし、その日にやっていれば喜和子さんの楽屋に挨拶に行ったのですが‥‥」
直後にワイドショーで伊東での訃報を知り、何という偶然だろうかと思った。たまたま調べたら、実在したお吉の母親が「きわ」という名前だったことも知った──。
喜和子にとっての最後の公演は「文学座」の主催だったが、そこには師である加藤武も同行していた。加藤は、お吉を妾にするアメリカの総領事・ハリス(役名はハルリス)に扮していた。
思えば喜和子が俳優座を辞め、文学座に移籍してきた67年からの縁だったと加藤は回想する。
「翌年の『美しきものの伝説』という舞台だった。ここで喜和子は大正時代の演歌師として、バイオリンを奏でながら活弁調にセリフを言う。その口上──『須磨子は来るのか来ないのか、あとはこの場のお楽しみィ‥‥』を教えてあげたのが最初。喜和子はケラケラと笑って『それを私が言うんですか?』って聞くんだ。ヘンな女、ヘンな研究生だなと思ったよ」
ただし、3年後に同作品が再演されると、喜和子はヒロインの伊藤野枝役に抜擢されている。その出世の早さは、大いに目を見張るものだった。
アサ芸チョイス
AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破...
記事全文を読む→「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...
記事全文を読む→20世紀最大級のミステリーと言われてきた、イギリス・スコットランドのネス湖に生息するという未確認動物(UMA)の「ネッシー」に、再び熱い視線が注がれている。いったいなぜか。一時期は目撃情報が激減し、専門家からは死亡説や、人間の活動を警戒して...
記事全文を読む→
