芸能
Posted on 2017年02月17日 12:57

天才テリー伊藤対談「港カヲル(皆川猿時)」(4)「あまちゃん」の影響力はすごい!?

2017年02月17日 12:57

20170216d

テリー 今や皆川さんはすっかり人気者ですけど、役者だけで生活できるようになったのは?

 何とか食えるようになったのは30手前ぐらいですかね。

テリー ちょうど「グループ魂」に入る頃?

 ですね。それまで、新宿の串焼き屋さんでバイトしてたんです。18歳から31歳まで13年間。

テリー すごいな、大ベテランだ。

 お店のスタッフはみんないい人で、役者でそこそこ食えるようになっても、「暇な時はちょっと入れさせてください」みたいな感じでバイトしてたんですけど、31歳の忘年会の時に決定的な出来事があって。

テリー 何があったの?

 お店には年上の正社員も5~6人いたんですけど、僕は13年も働いていたので1番の古株になっちゃって、いつの間にか社長の次に偉くなってたんですよ。

テリー それは嫌なバイトだなァ(笑)。

 それでバイトのみんなからも頼りにされていたんですけど、その忘年会である正社員の人に「何でみんな、皆川さん、皆川さんって懐くんだ。お前、たまに来ては偉そうにして、調子に乗ってるな!」ってブン殴られたんです。特別偉そうにしているつもりもなかったんですけど、その時、「俺の時代は終わったな」と思って、串焼き屋を引退しました(笑)。

テリー アハハハハハ、何だよ、それ(笑)。でもさ、逆にブン殴った人に感謝しなくちゃいけないね。いつまでもそこでバイトをズルズル続けてたら今の港カヲルはなかったかもしれない。

 ホントにそうですね、感謝しています。

テリー これまでの仕事を振り返ると、やっぱり「あまちゃん」の磯野先生役を演じた時の反響はすごかった?

 すごかったです。町を歩いていると、本当にいろんな方に声をかけてもらって。こんなに影響力があるものなんだと思いました。それまでも、けっこう頑張っていたつもりだったんですけどね(苦笑)。

テリー 「声をかけてもいい人」になったってことですよ。先日亡くなった松方弘樹さんも、ヤクザ映画に出ている時には一切声をかけられなかったのに、「元気が出るテレビ!!」に出たら、いろんな人に声をかけられるってビックリしてたから(笑)、それに近い感じなのかもね。

 ああ、そういうものかもしれないですね。

テリー じゃあ最後に、港カヲルの今後の目標を聞かせてください。

 バンドを始めた頃は僕がいちばん年上でしたけど、これからは他のメンバーがどんどん僕の年齢を追い越していくことになるんです。

テリー そうか、「永遠の46歳」だから(笑)。

 だから、「グループ魂」の老人化を“若手”として食い止めるため、「いかに若さを保っていくか」が港カヲルとしての目標ですね。皆川猿時としては、年齢に応じた、いぶし銀の役者を目指したいです。

テリー 年を取りたいのか、取りたくないのか、よくわかんないけど(笑)。目標の役者さんはいるの?

 やっぱり故郷の大先輩でもある西田敏行さんですね。実は今、家がご近所なんですよ。

テリー あっ、そこ、俺が昔住んでたところだよ。

 はい、近所の人から噂で聞きました。「昔、テリーさんがここに住んでたんだけど、毎晩うるさくてね」って(笑)。

テリー ホントかよ、まいったなァ(苦笑)。

 今日、実はテリーさんとこの話がいちばんしたかったんですよ、ハハハ。

◆テリーからひと言 

 何だよ、最後に変なことバラしやがって(笑)。でも、素朴さの中にどこか独特の魅力を感じさせる人だね。今度ライブがある時は、ぜひ誘ってよ。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年04月13日 06:45

    日本が準々決勝で敗退した第6回WBCの印象のひとつは、かつて侍ジャパンはイチローに象徴されるような、緻密な技と試合運びの巧さを身上とするスモールベースボールだったのに、近年は大谷翔平、鈴木誠也、村上宗隆、岡本和真、佐藤輝明など、スラッガー中...

    記事全文を読む→
    政治
    2026年04月11日 10:00

    アメリカの対イラン軍事作戦は、ついに「地上戦」を射程に捉えた。トランプ大統領は最強の矛と呼ばれる「第82空挺師団」に派遣命令を下し、最終局面に突入。これまで数々の戦場で恐れられてきた“最強の切り札”は、いったいどんな部隊なのか。...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年04月11日 12:00

    2028年のNHK大河ドラマが「ジョン万」であることが発表された。ジョン万次郎こと中濱万次郞の波乱に満ちた人生の物語で、NHKのサイトから一部抜粋すると「19世紀の日米と太平洋を舞台に、命がけのサバイバルの連続と遥かなる再会のロマンを描く。...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/14発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク