「野田さんにダマされた!」
野田総理と同じく松下政経塾出身で、政策調査会長に任命された前原誠司氏(49)は、かつて代表時代の06年に、永田寿康氏(議員辞職し、09年に自殺)の、いわゆる「ガセメール事件」で引責辞任。その時、国会対策委員長だったのが野田総理である。前出・デスクが当時を振り返る。
「あの手のネタは、国対委員長レベルでもっと調査してから出すもの。否定された場合に出す証人も確保しておくべきなのに、それを怠って墓穴を掘った。前原氏はいまだに『松下政経塾の先輩である野田さんが持ってきたもの(メール)をダメだとは言えないですよ。それに乗っただけなのに、野田さんにダマされたんです』と責任転嫁し、被害者意識まる出しです」
その遺恨からか、前原氏は、
「野田さんは政策を全然わかっていない。こんな時に増税だとか言うし。(領土問題でぶつかる)ロシアや中国のことも全然わかっていない」
などと見下しているというのだ。 そもそも代表選で先に出馬表明した野田総理の支援を約束していた前原氏が、後出しジャンケンのように出馬を決めた際にも、トラブルが勃発。
「(在日外国人からの違法献金問題で)外相を辞めてから何カ月だ。ケジメはつけたのか」 という野田総理の口撃に、前原氏が、
「あなたこそ出て勝てるのか」 とかみつき、殴り合い寸前の大ゲンカになった。さらには、マスコミで報じられた、暴力団関係者が前原氏に献金をしていた件で、野田総理もその人物と宴席を共にしていたことが明るみに出た。だが、野田総理は、
「前原に誘われて(その人物と)食事をしただけだ」 と、トバッチリを主張して怒っているという。
もはや犬猿の仲の2人。前原氏の口からは、いつ野田批判が出てくるかわからない状態なのだ。
そして最後の刺客は、仙谷由人氏(65)。前出・民主党議員秘書が明かす。
「代表選で野田氏支援を打ち出した仙谷氏でしたが、『野田は挨拶に来ない』と立腹。仙谷氏の側近によれば、『幹事長になってもらえないか』と言われるのを待っていたそうです。そこで仙谷氏は前原氏の支援に乗り換えたわけですが、決選投票では野田氏に入れた。なのにまた(閣僚ポストから)外されたことにも怒っているんです。仙谷氏は変な噂を流したり情報操作などの工作が得意ですからね」
身内にさばかれたドジョウは、国会という店で「どぜう料理」となるか‥‥。
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