芸能

終了まで約10時間!SMAPが超ロング握手会をしていた時代があった

 2016年の大みそかで解散したSMAP。彼らは数多くの記録を持っており、02年のライブツアーでは驚異の115万人を動員。2010年には、日本人史上初のコンサート通算観客動員数1000万人を突破している。しかし、かつては、AKBグループも真っ青の長時間握手会を経験していた。取材歴が長い芸能レポーターに話を聞いた。

「今も語り継がれているのは、1993年9月15日の横浜アリーナでしょう。最大1万7000人も入る横アリに5万人も集まったんです。テレビ出演が少なかったあのころにこの数字は奇跡でした。メンバーは、『こんなにお客さんが来てくれるなんて予想外でした』『握手する手が震えていました』と初々しいコメントをしています。たしか、朝8時に開場して夜10時ごろまで終わりませんでした」

 もちろんこれは、SMAP史上最長だ。その後の快進撃は周知のとおりだが、スゴいのは、国民的アイドルになったあとも、原点である握手会を忘れていない点だ。先の芸能レポーターは続ける。

「デビューイベントを開催した西武園ゆうえんちで、20年後の同じ日に、1万人の限定握手会を行なっているんです。予定終了時間を2時間半もオーバーするなか、最後までやりきりました。また、東日本大震災の被災地である岩手・山田町でNHKの長寿番組“のど自慢”を収録した際も、サプライズで開演前の会場に5人が並んで、訪れた600人の観客全員と握手しています。メンバーの発案だったそうです」

 デビュー25周年となった昨年9月は解散が決定していたため、イベントはゼロ。飛ぶ鳥跡を濁しまくった終焉だったが、SMAPにもかつてはハングリー精神があったのだ。

(北村ともこ)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<老人性乾皮症>高齢者の9割が該当 カサカサの皮膚は注意

    330777

    皮膚のかさつきを感じたり、かゆみや粉をふいた状態になったりすることはないだろうか。何かと乾燥しがちな冬ではあるが、これは気候のせいばかりではなく、加齢による皮膚の老化、「老人性乾皮症」である可能性を疑った方がいいかもしれない。加齢に伴い皮膚…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<中年太り>神経細胞のアンテナが縮むことが原因!?

    327330

    加齢に伴い気になるのが「中年太り(加齢性肥満)」。基礎代謝の低下で、体脂肪が蓄積されやすくなるのだ。高血圧や糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病に結びつく可能性も高くなるため注意が必要だ。最近、この中年太りのメカニズムを名古屋大学などの研究グル…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<巻き爪>乾燥による爪の変形で歩行困難になる恐れも

    326759

    爪は健康状態を示すバロメーターでもある。爪に横線が入っている、爪の表面の凹凸が目立つようになった─。特に乾燥した冬の時期は爪のトラブルに注意が必要だ。爪の約90%の成分はケラチン。これは細胞骨格を作るタンパク質だ。他には、10%の水分と脂質…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「ちびまる子ちゃん」にとんでもない場面が登場「中居問題」を想起させる「意味深な部屋」
2
渦中のフジテレビよりもデタラメ!相撲界の無秩序ぶりが相変わらずすぎた
3
巨人・田中将大が「もうちょっとうまく料理してくれよ」と注文をつけた大勢の爆笑キャンプ挨拶
4
「ジャングリア沖縄」大型テーマパーク開業前に持ち上がった「3つの大問題」
5
【深海4000メートルの驚異】ありえない場所に存在していた「暗黒酸素」の謎が解き明かされる日