スポーツ

47都道府県の中で唯一、私立校の甲子園出場経験のない県がある!

 甲子園に向けて、全国各地で熱戦が繰り広げられている高校野球。夏の選手権だけでなく、春の選抜も含めて私立校の甲子園出場経験のない県がある。そんな貴重な県は、徳島県。その理由は、徳島県内の私立校が弱いからというよりも、そもそも徳島県には私立高校が3校しかなく、さらにその中でも野球部があるのが、生光学園1校のみなのだ。とはいえこの生光学園、県大会の決勝戦に進出したこともある強豪。初めての決勝戦は95年第67回大会。この時は古豪・鳴門の前に1‐16で大敗を喫し、夢舞台の地を踏むことは叶わなかった。2度目の決勝戦はそれから16年後の11年第93回大会。これまた古豪の徳島商と対戦し、試合は8回を終わって1‐2と生光学園が1点を追う接戦となっていた。その土壇場9回表に同点に追いつき、試合は延長戦へと突入。徳島県の高校野球史に新たな1ページが書き加えられるかと大いに期待されたが、延長13回裏に2‐3でサヨナラ負けを喫し、悲願はまたも持ち越しとなってしまった。それ以降、13年の第95回大会、14年の第96回大会、16年の第98回大会とすべて準決勝で敗退し、惜しいところで甲子園に手が届かないでいる。今年の大会でもすでに準決勝進出を決めている生光学園。果たして今度こそ悲願の甲子園初出場なるか。

(高校野球評論家・上杉純也)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
JR東日本に続いて西と四国も!「列車内映像」使用NG拡大で「バスVS鉄道旅」番組はもう作れなくなる
2
【ボクシング】井上尚弥「3階級4団体統一は可能なのか」に畑山隆則の見解は「ヤバイんじゃないか」
3
舟木一夫「2年待ってくれと息子と約束した」/テリー伊藤対談(3)
4
大谷翔平が「嘘つき」と断言した元通訳・水原一平の潜伏先は「ギャンブル中毒の矯正施設」か
5
リストラされる過去の遺物「芸能レポーター」井上公造が「じゅん散歩」に映り込んだのは本当に偶然なのか