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記事全文を読む→芸能界「やりすぎ事件」のタブー真相(6)石原真理子の暴露本は…
文春砲などに頼らなくても、みずからの秘蔵エピソードをブチ上げて世間をアッと言わせる暴露本。プロインタビュアーでタレント本収集家の吉田豪氏が下半身ネタてんこ盛りの「暴露本」を厳選する。
今年7月、都内スーパーで万引き騒動を起こした石原真理子(53)。その石原が表舞台から去ったきっかけになったのが、06年に出版した「ふぞろいな秘密」(双葉社)だ。本には、玉置浩二からDVを受けたこと以外にも、中井貴一、時任三郎、明石家さんまなど9人の実名をあげて赤裸々なオトコ遍歴をつづっている。
「この本は非常に優れた暴露本なのですが、当初は恋愛に関する自伝本にするつもりはなかったと本人が怒っていました。本の原稿を一切、見せてもらえず、最後の校正段階で鉛筆を渡され、直しを入れると、編集者が消しゴムで消していく‥‥。本人が望むものとはまったく違ったけど、だからこそ、読者が読んでもおもしろいものになったわけです」
万引き騒動を起こした際には再び本を執筆中だという話も飛び出したが‥‥。
「暴露本の内容にずっと不満があり、自分の望むバージョンを書いているという話はかなり以前からありました。なんでも、マイケル・ジャクソンやジョン・レノンなど亡くなったロックスターの人生を書きつつ、その流れで石原さんが出てくるというものだそうです。編集者が消しゴムをかける気持ちもわかります」
同じく編集者の勝利と言えるのは故・長門裕之の「洋子へ」(データハウス)だ。元祖・暴露本とも言えるこの本では登場人物が全て実名。池内淳子を「妻公認の愛人」、紺野美沙子については「男にだらしない」などと書き、出版とともに大騒動になった。
「本を出したあとにモメてもいいとハラをくくった本はおもしろくなります。この本は、酒を飲んで話したバカ話をテープに録り、そのまま本にしたわけですから、悪口も裏話もリアル。特に冒頭の扇千景とのセックスでは『僕は彼女の中に激情した』という中出しの描写が最高でした」
今では、全てイニシャルでも成立不可能な暴露本の金字塔だろう。実名をあげられた女優から猛抗議を受けた長門は、
「こんな本はダメだ! 買わないで!」
と謝罪会見を開く大騒動に発展した。
「でも、出版後の印税がドンと振り込まれ、本人は『これならいいかと思った』と言っていました。その後、改訂版では中出しの描写が削られたり、セックスが“夢落ち”になったり、ソフトなものになってしまいました。あれだけ大騒動になっても長門さんは懲りずに、晩年に『もう一回続刊を出すか』とソノ気でした」
昭和の名優はガッツあり!
アサ芸チョイス
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