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記事全文を読む→日馬富士が「血まみれ暴行」に走った貴ノ岩の「罵声禁句」(3)「絶対に許さない」と怒り心頭
別の角界OBが言う。
「県警からの連絡で相撲協会が被害届提出の事実を知り、伊勢ケ浜親方が貴乃花親方に謝罪をしたものの、11月11日の臨時理事会では、その一件は議題にも上らなかった。かねてから指摘されている相撲協会の隠蔽体質に、貴乃花親方は憤慨。しかも当の日馬富士は、シレッとして九州場所に出場していた。貴ノ岩の症状がここまで悪いものとは思っていなかったショックもある。そこで貴乃花親方が親しいマスコミにリークして報道されるに至り、場所中の大騒動に発展したということです」
大事な弟子が受けた、休場を余儀なくされるほどの暴行被害を、何事もなかったかのように処理しようとする相撲協会のヌルい対応に業を煮やし、場所中にもかかわらず、「反撃」に出たのである。怒り心頭の貴乃花親方は「絶対に許さない」と漏らしているとされ、被害届を取り下げるつもりもないという。相撲担当記者は、
「貴乃花親方が伊勢ケ浜親方に損害賠償を求めることも考えられます。休場に追い込まれたことで、貴ノ岩が受け取れるはずだった給金も対象になる。万一、力士生命が縮まったり、相撲が取れない状態になろうものなら、請求額は巨額になるでしょうね」
一方で、11月17日になって、診断書を作成した医師が「貴ノ岩の症状は重症ではなく、状態が安定すれば仕事復帰が可能である」と、相撲協会に説明しているのだが‥‥。
ところで、貴乃花親方が「反撃」した理由の一つとして、相撲協会内での「立場」という問題を指摘する声がある。
「貴乃花親方は前回の理事長選に立候補したものの、八角親方(54)に負けてしまった。その後、協会ナンバー3の要職だった審判部長から、巡業部長に『降格』させられています。巡業部長はいわばドサ回り役ですから、内心は忸怩たるものがある。貴乃花親方にとっては、今回の事件で、協会内で対立する八角理事長の責任を問い、評判を失墜させる思惑もあったでしょうね。しかも理事長選を巡っては、伊勢ケ浜親方との関係も悪化している。来年1月の初場所後には、役員選挙があります。今回の事件を機に、そこで八角理事長とその支持グループを失脚させることができたら‥‥」(相撲協会関係者)
弟子が受けた被害が、皮肉にも悲願の理事長就任への足がかりになるかもしれない──。前出・相撲担当記者が苦笑する。
「となれば、協会の事情聴取に『わからない』とトボけていたことからも、貴乃花親方の不気味な意図を感じ取ることができる。今後また、どんな手に打って出るのか‥‥」
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