芸能
Posted on 2017年12月04日 09:59

ポスト又吉直樹は誰?隠れた“文豪”芸人はこんなにいる!

2017年12月04日 09:59

 お笑いコンビ・カラテカの矢部太郎が、50歳近く年上の大家のおばあさんと“ひとつ屋根の下”で生活する様を描いた初の漫画「大家さんと僕」(新潮社)が話題になっている。発売初週に文芸書ランキングで上位に食いこみ、予想に反して絶好調の滑りだしだ。

「芸人さんの著書では、累計発行部数240万部を突破したピース・又吉直樹の芥川賞受賞作品『火花』が記憶に新しい。しかし、ベストセラーにはならなかったものの、悲哀ある実情を描いた芸人著の“迷作”は多いんです」(出版プロデューサー)

 バイトの肉体労働を綴った「プロレタリア芸人」もそのひとつ。漫才師のソラシド・本坊元児が作者で、芸人でありながら、ひと月28日も超過酷な現場仕事で心身ともに疲弊する様子を描いている。

「2015年前に出版された際は話題になりましたが、芸人仕事に大きく反映されることはなかったという、いいオチがつきました(笑)。現代版蟹工船というべくおぞましさは、哀しく笑える1冊です」(前出・出版プロデューサー)

 この出版がきっかけとなって、ダウンタウン・松本人志と食事する機会に恵まれ、最終的には松本&陣内智則が司会の深夜特番「芸人ドキュメンタリー 下がり上がり」(フジテレビ系)に出演した。前出の出版プロデューサーは続ける。

「哀しい実話本といえば、元ハリガネロックのユウキロックさんが出した『芸人迷子』もそうでしょう。『第1回M-1グランプリ』で準優勝、『第4回爆笑オンエアバトル チャンピオン大会』で優勝するほどの実力コンビでありながら、ドロップアウトして解散。その内幕と、よしもと芸人との親交を卓越した文章力で綴っています」

 著書が話題になったのを逃さずテレビ出演につなげた、お笑いタレント・プチ鹿島のような成功例も稀にある。次は誰が「第2の又吉」になるだろうか。

(北村ともこ)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年06月07日 08:45

    バラエティー番組でピン芸人の中山功太が告発した、サバンナ・高橋茂雄によるいじめ。まだ記憶に新しい騒動だが、高橋の謝罪に発展したこの一件には単純に語れない側面もあったようだ。周囲の芸人を巻き込んだ混乱の中でひとつ、際立つ動きがあった。仲裁役と...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年06月10日 11:00

    またもや、負のスパイラルの繰り返しである。楽天が6月10日、借金15の成績不振を理由に、三木肇監督の休養を発表した。10日の巨人戦から塩川達也ヘッドコーチが「監督代行」として指揮を執る。楽天の監督交代はもはや、お家芸だ。2005年に新規参入...

    記事全文を読む→
    女子アナ
    2026年06月10日 14:30

    局アナによる異例の公表が、大きな波紋を広げている。出演するラジオ番組で「結婚」について激白したのは、TBSの山本恵里伽アナウンサーだ。それは6月9日放送の「荻上チキ・Session」でのこと。山本アナは、法律婚ではなく事実婚を選んだと明かし...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/9発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク