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プロ野球セ・パ「波乱のキーマン」地雷原ガイド(3)楽天のキーマンはよくも悪くもオコエ瑠偉

 中日、阪神同様、亡き星野氏に躍進を誓う楽天では、売り出し中のオコエ瑠偉(20)がよくも悪くもキーマンとなっている。

栗原健太2軍打撃コーチ(36)の自主性を重んじる指導で開花し、昨季は41試合の出場ながら3割を打った。今季はレギュラーが期待されるが、素行面がお粗末すぎます。メキシコのウインターリーグでは出場機会がないことに不満を漏らし、早期帰国。1月8日には自分の成人式の二次会に球団の後輩で高卒1年目の石原彪(18)を連れていき、飲酒しての大騒ぎを店員に注意される様子をみずからネットで配信しています。私生活にも厳しい梨田昌孝監督(64)から、昨年、自主トレ中のサボリが発覚し、『ハワイ禁止』を通達されればグアムに行くなど、反抗的で、逆鱗に触れて干される可能性すらあります」(楽天関係者)

 一方、ロッテではベテランの去就を巡るゴタゴタが。海外FA権を行使し、米移籍を狙った涌井秀章(31)がメジャーからのオファーがないことで「断念」したのだ。

「あの上原浩治同様に『メジャー契約でしか行かない』と豪語していたものの結局は宣言残留を認めた古巣に戻ることになった。昨季の年俸2億5000万円をベースにした再契約交渉となりそう。セレブ生活を夢みる夫人、押切もえが熱望しての挑戦だったのですが、トホホな結果になり、モチベーションはいかがなものでしょう」(パ・リーグ関係者)

 自分を高く売ろうとしても、悲しいかな昨季は5勝止まり。同僚たちの嘲笑をを買わねばいいが。

 最後は、今季も残留となった日本ハム・斎藤佑樹(29)だ。オフの時だけ主役となる斎藤だが、昨年12月には「週刊ポスト」で“クリスマスイブイブ合コン”の大騒ぎが報じられた。

「早大の後輩で、容易に断れない立場の有原航平(25)を連れて行ったことが、球団内で苦々しく思われています。大谷が抜けた今季、2年連続2桁勝利の有原はエース格筆頭ですからね。聞いたところでは、その合コンには既婚者のサッカー元日本代表選手も参加していて、それが表に出ないよう斎藤が奔走していたとか‥‥。練習こそもっと必死にやるべきでしょう」(球界関係者)

 後輩・清宮幸太郎(18)の初キャンプに、暗雲が垂れこめないことを願うばかりである。

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