今年の東京開催の最終週を飾るジャパンカップ。第41回目を迎えるが、ひと昔前のジャパンCとは隔世の感がある。第1回から第3回まで招待(外国)馬が制し、その3回目に日本馬が初めて2着に入り、健闘ぶりが称えられた。勝ったスタネーラ(愛国)にアタマ...
記事全文を読む→水戸正晴
今週はマイルCSがメイン。昨年に続き、阪神競馬場が舞台だ。同じマイルの王者決定戦として行われた今春の第71回安田記念に比べ、第38回と歴史は浅いが、古くはニホンピロウイナー、ニッポーテイオー、サッカーボーイ、オグリキャップ、タイキシャトル、...
記事全文を読む→天皇賞・秋の後、ひと息入ったGI戦だが、今週から12月28日のホープフルSまで8週連続、計9レースが怒濤のごとく行われる。我々競馬をなりわいとしている者にとっては気の抜けぬ、そしてファンにとっては、目が離せない日々が続くわけだ。今週のそれは...
記事全文を読む→毎週続いていたGI戦も今週は小休止。代わってアルゼンチン共和国杯と、みやこSが東西のメインとして行われる。東京のAR共和国杯は、春の目黒記念と同じ距離(芝2500メートル)でのハンデ戦。どんな傾向があるのか、まずは過去のデータを見てみよう。...
記事全文を読む→秋開催、最初の締めとなるのは伝統の天皇賞・秋。春の盾と同じ3200メートルを改め、84年から2000メートルの距離で争われるようになったが、重厚さは変わらず、むしろ大きなドラマを数多くこしらえてきているように感じられる。今年も期待が膨らむ顔...
記事全文を読む→今週は菊花賞。牡馬三冠最後のレースである。先週の牝馬限定の秋華賞とは対照的に、波乱の結果に終わることが多い。経験の少ない長丁場の距離で争われるため、スタミナの有無が問われるレースで、これまで積み重ねてきた実績をうのみにできないからだ。長距離...
記事全文を読む→今週から本格的なGIシリーズに突入する。先日のスプリンターズSに続く秋GI第2弾は、秋華賞。3歳牝馬による最後の三冠レースである。フルゲートは16頭で、除外の恐れがある馬の中には来週の菊花賞にホコ先を向ける馬も何頭かいるが、ここはソダシが最...
記事全文を読む→薫風の5月、果実がたわわに実る10月。1年を通して最も心地よい季節を独占するかのように東京競馬は行われる。秋のこの開催もGI戦を含め、目の離せない重賞が目白押しだ。その開催替わりの第一弾は、今年で第72回を数える伝統ある毎日王冠。周知のとお...
記事全文を読む→中山、中京でGI戦の前哨戦が引きも切らず行われてきたと思ったら、早くも本番だ。今週はその秋シーズンGI戦の第一弾、スプリンターズSである。中山競馬の名物でもある電撃の芝6ハロン戦は、今年もフルゲート(16頭)必至。スピード自慢の熾烈な競馬が...
記事全文を読む→秋の中山、中京競馬は3週目に入る。中山の産経賞オールカマーは、勝ち馬に天皇賞・秋、中京の神戸新聞杯は1~3着馬に菊花賞の優先出走権が与えられるトライアルレースである。それだけに両重賞とも顔ぶれのいい前哨戦となった。オールカマーは、2週後に行...
記事全文を読む→今週は3日間開催。土曜日(9月18日)は平地の重賞はなく、日曜日(19日)に中京でローズS、月曜日(祝日、20日)は中山でセントライト記念がメインとして行われる。前者は秋華賞、後者は菊花賞のトライアルレースで、3着までに優先出走権が与えられ...
記事全文を読む→歳を取ると時が過ぎるのを早く感じるが、確かにコロナ禍で右往左往しているうちに、もう9月か、という思いにかられる。オリンピックもあって、まさに喧噪の中で慌ただしく夏は過ぎ去ってしまったが、競馬も衣替え。迫り来るGI戦線を控えて、衣装は彩り豊か...
記事全文を読む→夏のローカル競馬は今週で幕。新潟は3歳上オープンのハンデ戦・新潟記念、小倉は2歳馬による小倉2歳ステークスが行われる。ともに人気どおりに収まりづらい重賞で、馬券的に難しい一戦として知られる。両レースともフルゲートが見込まれており、今年もひと...
記事全文を読む→コロナ禍の何波目かは知らぬが、ワクチン接種が遅々として進まず、この事態に右往左往している間に、夏競馬は終章を迎えるに至った。多くのことが逼塞して出口が見えない中、競馬だけは途切れることなく、粛々と行われてきた。競馬を楽しみ、また生業としてき...
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