スポーツ
Posted on 2022年01月20日 17:56

サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「キングオブコージが本領発揮」

2022年01月20日 17:56

 正月競馬はあっという間に終わり、早いもので第1回中山開催は今週で幕。その最後に行われるのは、アメリカジョッキークラブカップだ。

 少し前までとは趣が違って、年々重要度が増している。4月の第1週に行われる大阪杯(阪神芝2000メートル)が17年からGIに昇格したことで、距離が1ハロン長いこのレースは、いわば前哨戦の意味合いを持つようになったからだ。

 もともとは、天皇賞・春(阪神芝3000メートル)を目指す馬の一里塚でもあっただけに、その盾を目指す馬も出走してくるが、とにもかくにも以前より、いい顔ぶれが多くなったように見受けられる。

 18年にこのレースを制したダンビュライト、2年連続で3着しているラストドラフト、そしてポタジェ、ボッケリーニなどは、明らかに大阪杯を意識して臨んできているが、各馬の力量に大きな開きがあるようには見られず、馬券的にはおもしろそうである。

 ただ、別定戦だけに大きく荒れたことは少ない。03年に馬単が導入されてからこれまでの19年間、その馬単での万馬券は5回(馬連は3回)。この間、1番人気馬は6勝(2着2回)、2番人気馬も6勝(2着4回)。1、2番人気馬によるワンツー決着は2回のみだが、比較的順当に収まっている重賞である。

 年齢では近年は明け4歳馬、充実ぶりが際立つ5歳馬がよく連対を果たしているものの、過去19年で6歳馬が4勝(2着1回)、7歳馬は5勝(2着3回)、そして8歳以上の馬は勝ち鞍こそないものの、2着4回と古豪の頑張りが目立っている。ピークが過ぎたからといって軽く見てはいけないようだ。

 では、改めて有力どころを見てみよう。

 ルメール騎手とのコンビで、恐らく天皇賞・春に照準を合わせているだろうオーソクレースが最有力候補だろうか。ベスト距離になるポタジェ、ボッケリーニがそれに続き、同舞台で実績があるダンビュライト、ラストドラフトも要注意ということになろう。

 堅い決着と考えるならオーソクレースかポタジェを本命視すべきだろうが、穴党としては少しばかり斜に構えたい。狙ってみたいのは、キンブオブコージだ。

 オーソクレース、ポタジェとも3カ月の休み明けであるのに対して、こちらはそう間隔を開けておらず、1カ月半ぶりのレースというのがいい。

 前走の中日新聞杯は5着に敗れたが、この時は2カ月半ぶりの実戦で、前走からプラス10キロと、やや馬体に余裕があった。道中も折り合いを欠く場面がありながら、それでも勝ち馬とはコンマ3秒差。力が確かだからこその内容だった。

 そもそも1勝クラスから一気の4連勝でGII目黒記念を制したのだから、ただ者ではない。

 それから4カ月半の休養を挟んで、5連勝をかけて挑んだGII京都大賞典は3着惜敗。その後は体調を崩して11カ月半の休養を余儀なくされたが、それだけに年齢的な衰えはない。

 約1年ぶりとなった昨秋のオールカマーは9着、そして前走を使われたことで、この中間は大幅な良化ぶりを見せており、中間の稽古も実に軽快だった。

 母系は欧州の一流血脈。GIを狙える血統馬であり、中山コースは〈2 0 0 1〉と好相性で距離もピッタリ。走れる条件がそろっているとあっては、期待しないわけにはいかないだろう。良馬場条件に大きく狙ってみたい。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年05月02日 18:00

    三陸沖で再び地震が発生し、富士山噴火を危惧する特番が組まれ、高市政権は武器輸出を解禁─この不穏な流れは何かの兆しなのか?いち早く察知したのは「Mr.都市伝説」関暁夫氏だ。30年以上前に作られたカードが、驚愕の未来を暗示しているという。いった...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月03日 18:00

    世界の大谷翔平の背中を追う「後継者」が、同じ米国で静かに存在感を強めようとしている。日本を経由せずに米大学で名を馳せて、即メジャー入団を夢見る怪物のことだ。ところが今、その進路を巡って“別シナリオ”が確定的と言われているのだ。は...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/28発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク