「現実主義の避戦論 戦争を回避する外交の力」薮中三十二/1815円・PHP研究所「ウクライナ侵攻は外交で止めるチャンスはあった」─。日米・日中交渉、北朝鮮の核ミサイル、拉致問題の交渉で最前線に立ち続け「ミスター外交」と呼ばれた元外務省事務次...
記事全文を読む→金正日
遡ること25年、まだ金正恩の父・金正日が総書記だった時代、かの北朝鮮に招かれ、国賓待遇の扱いを受けた日本人女性がいる。それが世界を舞台に活躍していたマジシャンのプリンセス・テンコーこと、2代目引田天功である。彼女が日本人として初めて招待され...
記事全文を読む→10月29日、南北協力事業の一環として進めた北朝鮮・金剛山にある施設の撤去を巡って、韓国は対面協議を提案したが、北朝鮮側が拒んだことが明らかになった。南北の融和がいっこうに進まない中、ソウルでは「北朝鮮居酒屋」が話題になっている。それが明ら...
記事全文を読む→02年9月に小泉訪朝に随行した安倍総理(当時は官房副長官)は、小泉氏と金正日総書記との首脳会談で、「安易な妥協をするべきではない」と強硬な姿勢で臨み、多くの支持を集めた。自民党関係者はこう話す。「もともと、拉致被害者家族と政府は一心同体では...
記事全文を読む→高ヨンヒは在日朝鮮人出身の舞踊家でした。これは金正恩の偶像化にとっては大きな障害となっています。北朝鮮では在日朝鮮人出身であることは成分(社会階層)に問題があると見なされるからです。金正恩は2012年に最高指導者となった直後、両親の記録映像...
記事全文を読む→幼少時に接した欧米文化に対するコンプレックスも強い。金正恩の欧米文化に対する憧れは、李雪主(リソルジュ)夫人同伴で腕を組みながら登場する姿や、欧米ブランドで固める自身と妻のファッションにも色濃く反映されています。金日成・金正日バッジも付けず...
記事全文を読む→喜色満面の笑顔で、朝鮮半島の非核化に言及した北朝鮮の首領・金正恩委員長。しかし、この破顔の裏には冷酷無比で愚かなる素顔が隠されているのをご存じか。北朝鮮国内では、常に側近への猜疑心にさいなまれ、思いつきの愚策の数々に意見すれば粛清が待ち受け...
記事全文を読む→北朝鮮の弾道ミサイルに警戒する一方、新たな脅威もまた日本に押し寄せてきた。日本海沿岸には北朝鮮からと見られる木造船が相次いで「侵入」しているのだ。11月29日に北海道松前町沖で、海上保安本部は漂流中のイカ釣り漁船らしき船を発見。乗組員男性1...
記事全文を読む→正日氏からの「遺言」は、核・ミサイル開発に言及したものだけではなかった。さらには息子の暗殺についても案じているのだ。公安調査庁関係者が声を潜めてこう明かすのだ。「後継者としてだけではなく、息子の未来を案じているのか、『お前は暗殺される危険性...
記事全文を読む→さらに金正日の遺言は、不断の決意で臨め、とばかりにあらゆる事態でも核・ミサイルだけは手放さないよう、強く言い渡していたのだ。「『時には妨害が入ってきて、開発をやめるように見せかける必要が出てくるかもしれないが、絶対にやめてはならない』と、み...
記事全文を読む→11月29日早朝、北朝鮮西岸から日本海に向けて大陸間弾道ミサイルを発射した北朝鮮。いよいよ全米本土を射程に収めるなど核ミサイル開発への本気ぶりがうかがえるが、その真意はどこにあるのか?追究していくと金正恩の実父である金正日の「遺言」が関係し...
記事全文を読む→まさに、不意を突く“攻撃”だった。11月29日早朝、北朝鮮が日本海に向けて大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射。高い角度で打ち上げて飛距離を縮める「ロフテッド軌道」によって、過去最高の高度4475キロに達し、およそ53分間飛行した後、日本の...
記事全文を読む→弟の死は肥やし──。他人の不幸が自身の幸運に転じるという意味のことわざが、北朝鮮にあるという。2月13日に暗殺されたのは“異母兄”の金正男氏だが、事件をきっかけに、金正恩氏の「暴走王朝」はますます増長しそうな勢いだ。カネ、オンナ、暴力‥‥取...
記事全文を読む→暗殺直後には日本政府関係者の話として「実行犯の女2人死亡」と報じられたが、実際には生きたまま逮捕されている。また、正男氏の「資金源」をNHKでは、はっきりわからないとしながらも「北朝鮮の資金管理や武器輸出に関わっていたという見方もあります」...
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