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歴代総理の胆力「村山富市」(2)米紙「ミイラ政権」と酷評

一方、安定政権ではあったが、身の丈に合わなかったことも多々あった。その最たるものが、未曽有の阪神・淡路大震災、オウム事件に直面したが、危機管理という点ではほぼ無力であった。総理になるまで官邸にほとんど顔を出したことはなく、当然、官邸の情報収…

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歴代総理の胆力「村山富市」(1)「天の時、地の利、人の和」の3条件

人柄誠実で聞こえた村山富市は、総理大臣就任が決まった瞬間、周囲に「困った、困った」と口にしていたが、やがて次のようにハラをくくった。「東西冷戦が終焉し、55年体制が崩壊するなど内外情勢が激変する中で、自民党も社会党も変革する必要がある。そう…

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歴代総理の胆力「細川護熙」(1)「気まぐれな殿様」の異名

自民党を離脱、新生党の代表幹事として野党に転じていた小沢一郎の大仕掛けにより成立したのが、この細川護熙政権であった。政権発足直後の内閣支持率は、じつに83%(『読売新聞』)と異例の高さで、期待の大きさが顕著であった。小沢は自らの新生党に、公…

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歴代総理の胆力「片山哲」(1)国の舵取りなど夢想だにしなかった

片山哲総理大臣は昭和22(1947)年5月、この国の政治史上、「初づくし内閣」としての登場だった。新憲法施行後の初の内閣であり、加えて保革連立のなかで初めて社会党党首として首班に推されたからである。その1カ月前の戦後第2回目の総選挙で、片山…

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